現在の仕事についた経緯
学生時代に様々な経験をし、視野が狭いことで悩みが多くなる中でターニングポイントとなるような体験をしました。それは、「日常とは異なる環境」に身を置くことでした。あらたな価値観に触れ、自分自身を客観的に見つめ直す機会を得られることを実感し、この経験が、心と体にポジティブな影響を与える「第三の空間」、サードプレイスへの関心につながりました。
その後、IT企業で8年間働きながらビジネスのノウハウを学びつつ、心理学を体系的に勉強。ビジネスの視点と心理学の知見を掛け合わせることで、人が本来の自分に戻り、新たな発見ができる空間を生み出せるのではないかと考えるようになりました。こうした背景から「第三の空間デザイン事業」を立ち上げ、ただの場の提供ではなく、人々が心地よく成長できる体験を創り出すことを目指しています。
仕事へのこだわり
私の仕事におけるこだわりは、「人が本来の自分に戻り、新たな発見ができる空間を創ること」です。単なる居心地の良い場所を提供するのではなく、その場を通じて視野が広がり、新しい気づきを得られるような体験をデザインすることを大切にしています。
IT企業での8年間、私はビジネスのノウハウを学びながら、心理学の視点から「人が変化を受け入れやすい環境」について考えてきました。新しい環境に身を置くことは、多くの人にとって挑戦ですが、適切なデザインが施された空間であれば、その変化を自然に受け入れ、前向きに楽しむことができると考えています。そのため、「第三の空間」をつくる際には、心理的安全性や五感へのアプローチを意識し、ただ居心地が良いだけではなく、自己成長につながる要素を組み込むようにしています。
また、私は常に「挑戦と変化を楽しむ」ことを仕事の軸にしています。新人の頃から、既存の枠にとらわれず、チームの垣根を越えて、巻き込み力を磨くことを大切にしてきました。事業を展開する中でも、固定観念に縛られず、時代の変化や人々のニーズをキャッチしながら、柔軟に形を変えていくことを意識しています。失敗を恐れずにトライし、改善を重ねることで、より本質的な価値を提供できると信じています。
「第三の空間デザイン事業」を通じて目指しているのは、人々が新たな視点を得て、自分自身と向き合う時間や機会を持てる場を創ることです。今後も、より多くの人が心地よく成長できる体験を提供し続けたいと考えています。
若者へのメッセージ
今の時代、選択肢が多く、何を選ぶべきか迷うこともあると思います。でも、大切なのは「自分が本当の本当にワクワクすることは何か?」を見つけることだと私は思っています。
私自身も、最初から明確な目標があったわけではありません。いろいろな経験を通じて、自分が大切にしたいものが見えてきました。だからこそ、皆さんには「まずは行動してみること」を伝えたいです。やってみないと分からないことは多いですし、最初は思い通りにいかなくても、そこから得られる学びは必ずあります。
また、仕事や人生においては、「何をするか」だけでなく、「どう向き合うか」がとても重要です。どんな仕事でも、自分なりのこだわりを持って取り組むことで、そこに価値が生まれます。たとえば、「この仕事の面白さはどこか?」「どうすればもっと良くできるか?」と考えることで、日々の経験がただの作業ではなく、成長の機会になります。
自分の人生をつくるのは自分自身。焦る必要はありません。小さな一歩を積み重ねながら、自分のペースで進んでいってください。そして頑張った自分をちゃんとほめてあげる習慣を作ってみましょう!