現在の仕事についた経緯
もともと私はIT企業で働く会社員で、金融の世界とはまったく無縁でした。しかし数年前、夫の両親と暮らす二世帯住宅を土地から建てることが決まり、息子を出産して収入がない中で、夫婦で多額の住宅ローンを抱えることになりました。そのとき将来への不安が一気に大きくなり、「お金を増やす方法を知りたい」と思うようになったことがきっかけです。
「お金の勉強をしたかどうかで、生涯の資産には1億円以上の差が生まれることもある」と聞き、本格的に株式投資や保険など、お金について学び始めました。同時に、学んだことをインスタグラムで発信し始めたところ、私と同じようにお金の不安を抱えている方が想像以上に多いことを知りました。
そして、「将来のお金の不安」に悩みながら「今」を楽しめていない人が少しでも安心して前を向けるように、家計管理や投資を学べるマネースクールを立ち上げました。
日本では少子高齢化や円安、急激なインフレなど、将来への不安を感じるニュースが増えています。だからこそ、まずはそれぞれの家庭が経済的な不安を減らし、子供たちが将来に希望をもって心から豊かに生きられる社会をつくりたい。そんな想いで事業の拡大を目指しています。
仕事へのこだわり
会社員時代は、「主体性をもつこと」「期待を超えること」「スピード」を意識して仕事に取り組み、「どうすれば必要とされる人材になれるか?」を考えて過ごしていました。一方で、自分でビジネスをするようになってからは、「どうすればいただいたもの以上のリターンをお返しできるか?」という点を特に重視しています。
ここでいうリターンとは、単に「ありがとうございます」という感謝の言葉をいただくことではなく、実際の現実に変化が起きることだと考えています。
たとえばマネースクールの受講生さんには、講座費用以上の「リターン」をできるだけ早く実感してほしいと思っています。それは、固定費の削減によって貯金が増えることかもしれませんし、適切な投資の仕組みを整えた結果、生涯資産が数千万円単位で増えるということでもあります。
また、メンターから「何かを始めるときには“動機は愛か?”を意識しなさい」と教わりました。ビジネスの世界では、目先の利益を求めて焦りながら何かを売ろうとしたり施策を打ったりする場面が少なくありません。しかし、不安や恐れから始まったことは、結局その感情が結果として返ってくるのでうまくいかないということを身をもって体感しました。
逆に「少しでも役に立ちたい」「幸せになってほしい」という思い、つまり愛から始めたことは、結果的に拡大していくと信じています。私自身、まだまだ反省することも多いですが、常に自分の判断基準が「これは愛から始めたことか?」を胸に手を当てて考えるようにしています。
いただいたお金は「ありがとうの対価」であり、どれだけ人の役に立つことができたかを表すものだとよく言われますが、まさにその通りだと思います。人を幸せにした数だけお金をいただける——それは会社員であっても経営者であっても変わりません。一人ひとりが「誰かの幸せのために仕事をしている」と意識するだけでも、日本のGDPは上がるのではないかとさえ感じています。
この感覚は、自分でビジネスを始めなければきっと思い至らなかったことでしょう。そうした気づきを得て、「仕事は喜びそのもの」という状態に立ち返りつつある今、私は本当に幸せだと感じています。
若者へのメッセージ
アインシュタインは「私たちはなぜ生まれたのですか?」という学生からの質問に、「人の役立つためです」と答えたそうです。
私たちが住む日本という国は、過去、未来の日本の平和・経済の発展のために命を懸けて尽力してくださった方々のおかげで今があります。そして日本はこれから、少子高齢化、円安、物価高など数々の課題に直面していくと言われています。
そんなときだからこそ、過去の日本人がしてくれたように、私たち一人ひとりが使命を持ち、これから先の100年、200年後に日本に住む人々が幸せに生きられる未来に全力を尽くすことができれば、まだまだこの国の未来に希望はあると思っています。
事実、若い世代の中には、未来の日本や地球のために頑張る人がたくさんいます。彼らの存在はまさに希望そのものです。先人たちが繋いでくれた命を無駄にせず、これからの子どもや孫の世代、さらにその先まで日本が繁栄し続けるために私たちに何ができるか。その問いを一人ひとりが自分ごととして考え、共に明るい日本の未来を作る同志として進んでいきましょう!

