リーダーインタビュー
和田訓一
株式会社たからもの Founder 和田訓一 https://takaramono-inc.com/

Profile

上智大学総合人間科学部教育学科卒業。新卒で大手広告代理店に入社。企業のマーケティング及び事業開発支援をはじめ、自社事業の開発業務にも従事。2024年8月、株式会社たからものを設立。

現在の仕事についた経緯

会社を立ち上げるきっかけとして祖父母が営んでいた町病院の存在があります。祖父母が他界し、ついに空き家となってしまった時に、父から「不動産を相続した叔母と共に、(不動産を)手離そうとしている」と話をされました。「家族の思い出、祖父母の誇りが宿ったこの場所を手離したくない」と自分の中で心が強く揺さぶられ、「病院跡地を自分に使わせて欲しい」と親族に宣言したことから全ては始まりました。
「自分が死ぬ時に誇りに思える挑戦をこの病院の跡地でしよう」と心に決め、挑戦のテーマを探す中で長男が誕生した時に、「この先の人生、未来に無限の可能性しかない子供たちのために時間を捧げたい。」と思いました。
そして、子どもたちが自分らしく生きていくことができ、それを見守る大人たちにとっても幸せな環境をつくることで、「子育てに希望が持てる社会」にしていきたいという思いで株式会社たからものを設立しました。

仕事へのこだわり

仕事において常に意識していることは「自分なりの考えを必ず持つ」ということです。
すべての仕事の出発は「アイディアの発想」からだと思っております。アイディアには決して答えはありません。今、この瞬間、自分が1番良いと思えるアイディアを常に頭の中で持ち、それをキャリアも長くて人生経験豊富な世の中の先輩たちに臆せずぶつけていく。そして、先輩たちから学びを得て、自身の経験を積み重ねながらもっと良いアイディアに辿り着けるように努力する。このサイクルを非常に大切にしております。

もう一つ、僕には好きな言葉があります。それは「3歩進んで、2歩下がる」です。仕事をしているとビックリするくらい上手くいく時もあれば、抜本的にやり方から変えないといけないような困難な時もあります。大半は困難なことの方が多いのですが、それでも諦めず、何くそと思いながら自分が描いている未来を追い求め、日々一進一退しながらも確実に一歩ずつ前に進んでいます。
大事なことは、“後退はしない”ということです。困難にぶつかった時、自分はいつもこの言葉を思い出し、「そういう時もある」と言い聞かせ、「絶対前に進む!」、と鼓舞しています。そうしてやり遂げた仕事の後には何にも代え難い喜びが待っています。

若者へのメッセージ

自分もまだまだ若者なので偉そうことは言えないのですが、ぜひ「死ぬ時に誇りに思える人生」を歩んでいただきたいです。
これは祖父との思い出が強く影響しているのですが、祖父は生前最期、ガンを患い合併症で酷い認知症を発症しておりました。自分のことがどんどんわからなくなっていく祖父でしたが、最後まで自分が「医者」であることは忘れなかったのです。
当時、僕はまだ小学生でしたが病院で廊下を徘徊しながら誰もいないトイレに「大丈夫ですか?」と声をかけている祖父の姿を見て「こんなに自分の仕事に誇りを持てるってすごい。カッコいい。」と心の底から感銘を受けました。

それから人生において何か決断を迫られる時はいつも「死ぬ時に後悔しないか。ちゃんと自分のしてきたことに誇りを持てるか。」と自分に言い聞かせてきました。
僕も含め、若い皆さんはこれから人生でいろんなタイミングが巡ってくるはずです。何か大きな決断をしなくてはならない日が来た時、自分の胸に手を当てて、「自分にとって死ぬ時に誇りに思える人生って何だろう」と考えてみて欲しいです。そうやって自分自身と向き合ってあげてください。僕も頑張ります。一緒に頑張りましょう!