リーダーインタビュー
塚本将統
株式会社 統新建設 代表取締役 塚本将統 https://toshin-kensetsu.com/

Profile

高校を中退後、知り合いから足場会社を紹介いただき、18歳で就職。6年の下積みをしてから24歳で個人事業主として独立。経営者の勉強会に率先して参加し、30歳で法人化。現在に至る。

現在の仕事についた経緯

学歴も人脈もなかったため、力仕事でお金の良い鳶職を選び、就職しました。
仕事をする中で、パズルのように足場を組み立てる感覚がとても好きになり、人によって組み方が変わり正解のない足場職の魅力に引き込まれていきました。
安全に作業ができた、仕事がやりやすかった、と私が組んだ足場を評価いただいて仕事を頼まれることが多くなり、さらにやりがいを感じるようになりました。人の命を守る仕事として誇らしく思っています。

仕事へのこだわり

15年以上の足場施工経験があり、決められた部材、決められた敷地内でパズルのように組み立てながら組む足場は、体と頭をよく使い、とてもやりがいのある仕事です。
お客様の要望に答えながら、安全性や作業性を最大に活かして組む足場、住む街をきれいにする土台を作る足場、人の命を守る足場の仕事にとても誇らしさがあります。

弊社の理念は【真っ直ぐな情熱と創意工夫で安心をカタチにし続けます】です。
“ガラの悪さを吹っ飛ばすほどの元気と素直さで、足場職人としての知識経験を常に最大限活かす”こと、“自分たちや作業される方の命を守り、足場が組んである場所の安全を守る”こと、“安心をカタチにし続ける”ことが、私たちの使命です。これらを体現することで、日々のお仕事につながっています。

弊社では、足場作業とは別に、イベント事業としてアスレチックパークを開催しています。
商工会や地元の方々からの依頼で、足場材を使ってアスレチックを作っており、このような地域貢献をする中で、多くの子供たちや地域の方々からご支援をいただいています。
今後も、建設部材である足場の可能性を広げる事業を併せて行っていきたいと考えています。

若者へのメッセージ

足場は組んでも建物が完了すれば最後に解体して無くなります。無くなる儚さもありながら、確かにそこには足場があったという事実に、やりがいと誇らしさがあります。私たちは足場は芸術だと考えています。
弊社では女性職人がいた実績もあり、男女問わずやりがいを感じられる足場職は、命を守り地域を守るとても誇らしい職業だと感じており、自分自身の自信にも繋がっています。

また、現場で仕事をすることだけが足場職ではありません。足場を組む前の現地調査、CADを使って足場のシュミレーションを行う業務なども一貫して行っています。
今後、建設業界はより加速していきます。私のメッセージで少しでも多くの方が建設業界に興味をもっていただけたらと思います。ぜひ、あなたたちの新しい風を建設業界に吹き込んでください。