リーダーインタビュー
米永大祐
税理士法人 畠経営グループ 代表社員税理士 米永大祐 https://hatake-ao.com/

Profile

石川県金沢市生まれ。国立大学を中退後、経営者である父の勧めもあり簿記を学ぶため金沢情報ビジネス専門学校(現:大原学園)に入学。在学中に、理事長であり税理士である畠善昭の存在を知り、税理士を志す。
同校卒業後、畠税理士事務所(現:税理士法人畠経営グループ)に入所。平成26年4月に税理士登録。専門分野は法人税、消費税、組織再編、税務調査対応。
中堅・中小企業の成長支援や事業承継に数多く携わり、企業の永続的発展と経営基盤強化に力を注いでいる。また、経営者向けセミナーや研修を多数行い、わかりやすく実務に直結した解説に定評がある。
2024年には畠経営グループが創業50周年を迎え、さらなる組織改革や人材育成を推進。「中小企業の永続的発展を支える」ことをビジョンに掲げ、地域経済の発展に尽力している。

現在の仕事についた経緯

大学を中退した私は、父の勧めで専門学校に入り、簿記を学び始めました。
当時は税理士という職業を知らず、弁護士との違いさえ理解していませんでした。
転機となったのは「高額所得者番付」です。常に上位に名を連ね、地元を代表する経営者と肩を並べていた畠善昭氏の存在を知り、初めて税理士という道を志しました。
卒業後は畠税理士事務所に入所し、実務を通じて資格を取得。学びと経験を重ね、今日に至ります。

仕事へのこだわり

私が税理士として最も重視しているのは「現場主義」と「事実確認」です。
帳簿だけでは経営の本質は見えてきません。現場に足を運び、経営者や社員と向き合うことで初めて数字の背景が理解できます。
税務も同様に、事実を積み上げ、客観的に法律を適用する姿勢を徹底してきました。
一方で経営者としては、計画立案と課題解決に力を注いでいます。自ら計画を見直し、全社で経営合宿を続けるのは、社員一人ひとりに「人生計画の重要性」を体感してほしいからです。
税理士としての現場主義と、経営者としての計画力。その両輪を軸に、中小企業の永続的な発展を支えていきたいと考えています。

若者へのメッセージ

私は、人はいつからでも、どこからでも良くなれると信じています。
大学時代の私は学ぶ意味を見出せず、迷いの中にいました。
しかし税理士事務所で経営者と向き合う中で、学びが人を救い、前進させる力になることを知りました。
自分の成長がクライアントの一歩につながる、その感動は何ものにも代えがたいものです。
私は今も学びの途中にある一人の経営者です。だからこそ断言できます。
「人はまだまだ良くなれる。成長できる。」あなたにも必ず可能性があります。
変わると決めた瞬間から、未来は動き出します。
挑戦を恐れず、一歩を踏み出してください。その一歩があなたの人生を切り拓きます。