現在の仕事についた経緯
大学を中退した私は、父の勧めで専門学校に入り、簿記を学び始めました。
当時は税理士という職業を知らず、弁護士との違いさえ理解していませんでした。
転機となったのは「高額所得者番付」です。常に上位に名を連ね、地元を代表する経営者と肩を並べていた畠善昭氏の存在を知り、初めて税理士という道を志しました。
卒業後は畠税理士事務所に入所し、実務を通じて資格を取得。学びと経験を重ね、今日に至ります。
仕事へのこだわり
私が税理士として最も重視しているのは「現場主義」と「事実確認」です。
帳簿だけでは経営の本質は見えてきません。現場に足を運び、経営者や社員と向き合うことで初めて数字の背景が理解できます。
税務も同様に、事実を積み上げ、客観的に法律を適用する姿勢を徹底してきました。
一方で経営者としては、計画立案と課題解決に力を注いでいます。自ら計画を見直し、全社で経営合宿を続けるのは、社員一人ひとりに「人生計画の重要性」を体感してほしいからです。
税理士としての現場主義と、経営者としての計画力。その両輪を軸に、中小企業の永続的な発展を支えていきたいと考えています。
若者へのメッセージ
私は、人はいつからでも、どこからでも良くなれると信じています。
大学時代の私は学ぶ意味を見出せず、迷いの中にいました。
しかし税理士事務所で経営者と向き合う中で、学びが人を救い、前進させる力になることを知りました。
自分の成長がクライアントの一歩につながる、その感動は何ものにも代えがたいものです。
私は今も学びの途中にある一人の経営者です。だからこそ断言できます。
「人はまだまだ良くなれる。成長できる。」あなたにも必ず可能性があります。
変わると決めた瞬間から、未来は動き出します。
挑戦を恐れず、一歩を踏み出してください。その一歩があなたの人生を切り拓きます。

