現在の仕事についた経緯
大学卒業後、GMOペイメントゲートウェイに新卒で入社し、営業部門でキャリアをスタートしました。複数の大型プロジェクトに携わり、若くして営業マネージャー、部長職を歴任する中で、ビジネスを通じて社会に与える影響の大きさを実感しました。
そんな中、学生時代に出会った前職の経営者からかけられた言葉——「このまま誰からも注目されない国になっていいのか?」がずっと心に残っていました。海外での生活経験もあり、その言葉をきっかけに、私は日本が世界で再び存在感を放つ国であってほしいと願うようになり、「日本のプレゼンスを向上させること」が人生を通して取り組みたいテーマになりました。
自分の子どもや孫が働き盛りになる未来の日本が、希望と活力にあふれた社会であってほしい。その実現には、個人の力だけではなく、組織の力が不可欠です。だからこそ、自分がリーダーとなり、志を同じくする仲間とともに、組織として社会に影響を与える存在になることを目指すようになりました。
その挑戦を具体的な形にする手段として起業を選び、自身の得意領域である「決済」や「グローバルビジネス」の知見を武器に、YTGATEを創業しました。
仕事へのこだわり
私の仕事観は、シンプルに言えば「本気でのめり込むこと」です。新人時代からずっと、がむしゃらに努力し、結果にこだわる姿勢を大切にしてきました。
私は、仕事とは「作業」ではないと考えています。言われたことを100%でこなすのは「作業」であり、そこに自分の意思や工夫を込めて101%を超えるアウトプットを目指すことこそが、本来の「仕事」だと思っています。
また、「バッターボックスに立ち続けること」も私の信条です。1回のチャレンジで全てが決まるわけではなく、失敗しながらも挑戦し続ける中で、たまにホームランを打つ。そうして得られる成功体験が、自己信頼を育み、さらなる挑戦の原動力になると信じています。
若者へのメッセージ
これから社会に出ていく若い世代に伝えたいのは、「できること」より「やること」の方が大切ということです。
誰しも最初は何もできないところから始まります。でも、「やってみること」は今すぐにでもできる。できるかできないかより、まずやってみるかどうか。その小さな一歩の積み重ねが、人生を大きく変えていきます。
そして、どんなに成長しても忘れてほしくないのは、「礼儀・礼節を重んじること」や、「当たり前のことを当たり前にやること」です。信頼は派手な成果ではなく、日々の小さな誠実さから生まれます。
また、挑戦し続けるには心と身体の健康が欠かせません。自分の努力を自分で認め、時には自分を褒めながら、前向きに歩み続けてください。
あなたの未来は、あなた自身の意思と行動でいくらでも拓いていけるはずです。