現在の仕事についた経緯
私は、海外で活躍する日本人にとって最も重要な要素の一つである「住」の部分をサポートすることに大きな魅力を感じ、不動産業に携わることを決意しました。海外で生活する上で、住まいは単なる居住空間ではなく、安心感や生活の質を左右する重要な要素です。特に慣れない異国での住環境は、日本人にとって心の拠り所となるべき場所であり、そのサポートを通じて人々の暮らしを支えたいと考えました。
また、バンコクやシラチャは多くの日本人が住む都市であり、日本と変わらぬ快適な住環境を求める声も多いです。私は、そうしたニーズに応え、単なる物件紹介にとどまらず、お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添った提案を行うことを使命とし、不動産業を営んでいます。
仕事へのこだわり
私たちの会社が目指しているのは、単なる利益追求ではなく、関わるすべての人々が幸せを感じられる環境を築くことです。不動産業という形でお客様の人生の大切な一部に関わる以上、その責任を果たすことはもちろん、それを超えて価値を提供することを常に心がけています。
私が仕事をする上で最も大切にしているのは「信頼」です。お客様が大きな決断をする際に、心から安心して相談できる存在でありたいと思っています。そのためには、単に情報を提供するだけではなく、お客様の本当のニーズや想いを深く理解することが必要です。お客様の声に真摯に耳を傾け、最適な提案を行うことが、結果としてお客様の満足や幸せにつながると信じています。
また、従業員や仕事を共にするパートナーの幸せも非常に重要です。一人ひとりがやりがいを感じ、自分の能力を発揮できる環境を整えることは、会社全体の成長にも直結します。そのため、私自身も現場に立ち、同じ目線で課題に向き合うことを大切にしています。この姿勢は、スタッフにとってのモチベーションアップだけでなく、チーム全体の連帯感を生むと実感しています。
さらに、私たちは地域社会とのつながりも重視しています。会社の活動を通じて、タイ・バンコクに住む人々や働く人々に貢献できることを目指し、不動産取引だけでなく地域全体の発展に寄与したいと考えています。
私にとって仕事とは、人々の幸せをつなぐ架け橋のようなものです。そのためには、細部にまで気を配り、関係するすべての人々が笑顔になれる結果を目指していくことが不可欠です。これが私の「仕事へのこだわり」であり、これからも大切にしていきたい信念です。
若者へのメッセージ
私は、日本での生活も素晴らしいですが、一度は海外に出て、日本という国を外から見てほしいと強く思います。日本にいると、日本の文化や価値観が当たり前に感じられますが、海外に出ることで、それが決して世界共通ではないことに気づきます。
海外に出ると、異なる価値観や文化に触れ、新しい考え方が生まれます。例えば、仕事の進め方、コミュニケーションの取り方、生活スタイルの違いなど、国ごとに異なるルールや習慣があります。それらを知ることで、日本の良さを再認識すると同時に、改善すべき点も見えてきます。視野が広がることで、新しいチャンスや可能性が開けるのです。
海外に行く方法はさまざまですが、留学、仕事、旅行、ボランティアなど、どんな形でも構いません。大切なのは、日本の外の世界を自分の目で見て、感じることです。その経験が、今後の人生において大きな財産になるでしょう。日本という枠にとらわれず、広い世界に目を向け、自分の可能性を最大限に広げてください。