現在の仕事についた経緯
若い時より、苦労して新しい道を切り開くことにやりがいを感じ、チャレンジしてまいりました。20代は営業職という経験からお客様から求められる高いホスピタリティマインドを学び、介護業界転身後は、「人」の大切さを学びました。
自分で起業も経験し、多くの失敗と成功を繰り返し50年。「新しい持続可能な成長」というスローガンを掲げるNSGグループに感銘し、人生集大成の場としてグループの一員となりました。
今までの経験を活かし、厳しいコロナ禍の中で業績をV字回復させ、2024年より代表取締役に就任させていただきました。現在も更なる飛躍を目指し、日々精進しています。
仕事へのこだわり
どのような組織においても最後は「人となり」だと考えています。
「人」のタイプを野球に例えると、「攻」「守」と2つのタイプに分類されます。
「攻」は、新規事業や開発など創造力に長けており、チャレンジすることに生きがいを感じるタイプ。
「守」は、いかに既存事業の継続的安定を維持させるかに長けているタイプ。
両方のスキルが高い人材は滅多にいません。では、企業としてどちらのタイプが必要か…。
どちらも重要な人材であり組織の基盤となります。人を活かすためにはそれぞれの長所をリスペクトし、適材適所の役割分担をすることが大事だと考えます。
会社としてこれから継続的成長を遂げるには、その場のヒットである「ベストセラー」を生み出すのではなく、長く愛される「ロングセラー」の企業とならなくてはなりません。
その重要な成長エンジンは「人」であり「人間性」です。これからもベスト・ケアーはお客様だけではなく、働く「人」も第一に考える会社であり続けたいと思います。
若者へのメッセージ
若い世代がなぜ介護業界に興味がないのか。答えは一つです。魅力がないからです。
長きにわたり介護業界は閉鎖的で暗いイメージがありました。そしてきつい割には給料が安い。きっとまだそのようなイメージがあるのかもしれません。
慢性的な人手不足はこれからも続いていきます。現在、私たちベスト・ケアーでは、そのようなイメージを払拭すべく様々な取り組みを行っています。
SNSやYouTubeなどを活用した動画配信をはじめ、インターネットラジオ番組を通じて介護の楽しさを伝えています。また、様々な異業種の方々とのコラボなども発信しています。
介護サービスの利用者様は「お客様」です。働く人たちがワクワクできる職場環境であれば高いホスピタリティにつながります。これからは介護業界もきっと若い皆様の力で開かれた業界へと変わっていくのではと思います。是非チャレンジしてみてください。