リーダーインタビュー
大貫裕一朗
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Profile

立正大学法学部在学中に宅地建物取引士資格を取得。エイブルFC久喜店に入社し、賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理業務に従事。社会人としての基礎と不動産実務を習得し、在籍中に管理業務主任者および賃貸不動産経営管理士の資格も取得。
その後、株式会社OSMIC アグリコミュニティ事業部に転職し、茨城県稲敷市での官民連携まちづくり事業にて、土地仕入れや行政連携を担当。地域活性化に資する取り組みに貢献。
御縁があり、上尾中央医科グループ株式会社 武蔵野社に入社して、不動産・建築部門に所属し、病院施設用地取得や新築工事、施設管理等に従事。施工企業との連携や調整を通じ、より良い建築計画と関係構築を実現し、2025年3月不動産会社を開業。

現在の仕事についた経緯

私が創業を志すきっかけは、父が不動産建築業界で代表取締役として会社を経営し、地域の人々に安心して暮らせる環境を提供する姿を間近で見て育ったことにあります。
父は、お客様一人ひとりの声に耳を傾け、信頼されるサービスを提供することに全力を尽くしており、その姿勢から「人の暮らしに直接貢献する仕事の尊さ」を学びました。自然と私も、将来は父のようにお客様に心から喜ばれる企業を自ら創りたいという想いを抱くようになりました。

こうした想いから、まずは不動産業界に身を置き、現場での実務経験を積むことを決意しました。実際の業務を通じて、お客様のニーズを的確に捉える力や、地域ごとの課題を深く理解する力を養い、将来的に社会問題の解決にできるような不動産事業を立ち上げることを志すようになったのが経緯になります。

仕事へのこだわり

私が仕事において最も大切にしているのは、「お客様の喜び・幸せ・満足を追求する」という姿勢です。ただ目の前の業務をこなすのではなく、その先にあるお客様の感情や人生を意識し、心から納得していただける価値を提供することに使命感を持って取り組んでいます。

いままでの経験を通じて実感したのは、お客様が暮らす「場所」や「環境」が、その人の生活の質や幸せに大きく関わるということです。だからこそ、ただ物件を紹介するだけでなく、「お客様にとって本当に必要なものは何か?」を考え抜き、最適な提案ができるよう、日々ひたむきに向き合ってきました。

また、満足とは「契約が成立した瞬間」ではなく、「その後も安心して過ごしていただけるかどうか」にも関わってくると考えています。だからこそ、信頼関係の構築にも力を入れています。一つひとつのやり取りの中に、相手の小さな不安や期待があることを感じ取り、丁寧に応えていく姿勢を大切にしています。

どんな仕事でも、「人の幸せをつくる」という信念を持つことで、業務そのものの意味が大きく変わります。私はその信念を胸に、どのような場面でも誠実さを持って向き合い、結果として「あなたに任せてよかった」と言っていただけるような仕事を追求しています。これからも、その志を忘れず、一つひとつの仕事に全力で取り組んでまいります。

若者へのメッセージ

人生は一度きりです。だからこそ、失敗を恐れず挑戦してほしいと思います。若い今だからこそできること、見える景色、出会いがたくさんあります。何かに挑戦することは、決して簡単ではありません。失敗することも、迷うことも、立ち止まることもあるでしょう。でも、それらはすべて「経験」として自分自身の糧になります。

挑戦の先には、自分でも想像できなかった未来が待っています。思いきって飛び込んだ世界でしか得られない感動や、自信、仲間との出会いがあるはずです。「あのとき挑戦しておけばよかった」と後悔するよりも、「あのとき頑張ったから今がある」と思える方が、ずっと前向きで幸せです。

人生の正解は誰にもわかりません。でも、自分で選んだ道を信じ、進み続けることで、自分だけの答えを見つけることができます。今という時間を大切に、自分の可能性を信じて、どうか一歩を踏み出してください。その一歩が、あなたの未来を大きく変える第一歩になるはずです。