リーダーインタビュー
岡田正宏
株式会社こえラボ 代表取締役 岡田正宏 https://koelab.co.jp/

現在の仕事についた経緯

NTTソフトウェア株式会社にてエンジニアおよびプロジェクトマネージャーとして長年勤務していました。日々の業務にやりがいを感じつつも、いつかは独立して自分で会社を経営してみたいという思いを持ち続けていました。
そんな中、ポッドキャストを配信されている方から番組制作のサポートを依頼されたことが大きな転機となりました。最初はお手伝いとして始めたものの、関わるうちにさまざまな業界の方々とお会いできる機会に恵まれ、人とのつながりの中で大きなやりがいを感じるようになりました。
次第に業務として本格的に取り組むようになり、2014年に独立しました。その後、2016年に株式会社こえラボを設立して、ポッドキャストの制作・運用支援事業をスタートしました。

仕事へのこだわり

新人時代から大切にしてきたのは、何事にも積極的に挑戦する姿勢です。未経験の領域であっても、まずはやってみることを信条とし、必要な知識を身につけるために資格取得の勉強や社内研修にも自ら進んで取り組みました。この姿勢が、エンジニアとしての技術力の土台となったと感じています。

プロジェクトマネージャーとしては、コミュニケーションを何よりも重視しました。お客様が言葉にされていることだけでなく、その先にある本当の要望や、奥に隠れた意図を汲み取るよう心がけました。また、チームメンバーに対しては、わかりやすく伝えることを常に意識していました。メンバーによって知識や理解度は異なります。相手に合わせた説明を行い、一度で伝わらないことを前提に丁寧に対応することで、チーム全体が同じ方向を向いて進めるよう努めました。

独立後は、自分で決断し、自分で責任を取るという経営者としての覚悟が、仕事の大きなやりがいと面白みにつながっています。会社員時代は組織の方針に従う中で守られる部分がある一方、自分の意志だけでは動けない場面もありました。独立してすべてを自分で決められる立場になったことで、より主体的に仕事と向き合えるようになりました。

そして、新人時代から現在まで一貫して変わらない信念は「誠実さ」です。嘘をついたり誤魔化したりすれば、自分自身に自信が持てなくなり、堂々と仕事に向き合えなくなってしまいます。誠実であるからこそ強くいられる。まっすぐに進むことができる。この信念がすべての土台であり、私の仕事のスタイルを形づくっています。

若者へのメッセージ

若い皆さんに伝えたいのは、できるだけたくさんのことを経験してほしいということです。勉強、仕事、趣味、人との出会い、何でも構いません。幅広い経験の一つひとつが、これからの人生を形づくる大切な財産になります。無駄な経験など何一つありません。今は意味がわからなくても、いつか必ず点と点がつながる瞬間が訪れます。

私自身を振り返ると、その時々でやりたいと思ったことに素直に挑戦してきました。おかげで特に悔いはありません。もしあの時挑戦していなかったら、きっと後悔していたと思います。迷ったらやってみる。その一歩が未来を大きく変えてくれます。

もちろん、挑戦すれば失敗もあります。そんなときは、しっかりと分析することが大切です。何が良くなかったのか、回避する方法はあったのか。冷静に振り返ることで次に活かすことができます。一方で、どうにもならないこともあります。そういうときは潔く諦めることも大事な力です。必要以上に自分を責めず、切り替えて前に進みましょう。

失敗を恐れず、たくさん経験して、たくさん学んでください。皆さんの未来には、無限の可能性が広がっています。