現在の仕事についた経緯
企業で会社員として働いた際、法務部門ではなかったものの法律の知見が必要であることを痛感し、一念発起して弁護士を志すことにしました。大学時代に法律事務所でアルバイトをしており、弁護士の職業イメージがついていたことも理由の一つかもしれません。
弁護士になってからは、企業法務の分野で企業の技術や秘密情報を守るだけでなく、人的なリスクへの対応や人事労務法務、不正調査、紛争法務等を行ってきました。
現在は、企業の技術や秘密情報を守るにとどまらず、その企業で働く社員の皆様や国・国の経済を守りたいという思いから、経済安全保障推進を中心に取り組んでおります。
仕事へのこだわり
私の仕事は、各企業の基盤となるいわゆる心臓部分に当たるような重要な情報や技術を守ることです。私は、弁護士として非常に特殊で専門的な分野を取り扱っています。自分の仕事の向こう側には、その企業だけではなく、その企業で働く社員の皆様や、その家族の皆様がいると思っております。
私の取り組み分野もそうですが、企業法務の仕事は、企業だけではなく、その企業で働く社員の皆様や、その家族の皆様を守る仕事です。そして、様々な企業を守ることは、国の経済や国を守ることに繋がると考えています。
そのため、仕事に妥協が許されないことは言うまでもありません。自分で自分に甘えを作ることは、クライアントである企業に対してだけではなく、その企業の社員の皆様や、その家族の皆様に対して、リスクをもたらすことになるのです。
もちろん、働き方に多様性を持たせることは持続可能な社会のために不可欠ですし、企業で様々な働き方が推進されることは非常に重要なことです。
しかしながら、私自身にはワークライフバランスは不要であると考えておりますので、企業やその社員やその家族を守りたいという思いを実現するために、日々仕事漬けで働いています。たまにリフレッシュは必要ですが、仕事漬けの日々の合間にリフレッシュがあるからこそ、リフレッシュのありがたみを感じるのです。
自分にしかできない仕事を初志貫徹してやり切るための人生でありたいと思っています。
若者へのメッセージ
若いことはそれだけで強いことだと思います。ここでいう強さとは、“失敗が許される”ということです。
私は20代前半のころ、思い切って司法試験の道に飛び込むという大きなチャレンジはしたものの、失敗を恐れてやりたいことをやり切れていなかったと感じています。もっと色々なことにチャレンジすべきだったと思っており、そのころの不満が今の原動力です。
そんな私が皆さんに最もお伝えしたいことは、“失敗に委縮しないこと”です。
物事がうまくいった経験よりも、失敗から学ぶことのほうが自分の一生の財産になるからです。失敗したそのときは本当につらいですが、凄い人ほど失敗の経験という引き出しが多いです。
人生は思っているより短いものです。無駄な時間潰しをしている暇はありません。皆さんには、ぜひ失敗に委縮することなく、どんどん色々なチャレンジをしてほしいと思います。チャレンジには、ズルや裏技はありません。一生懸命に正々堂々とチャレンジすることです。今だからこそできることを、そして、今という時間を大切にしてください。

