現在の仕事についた経緯
「家族なのに、一緒にいけない」という悔しさが原点
きっかけは、かつて私自身が愛犬との海外渡航を計画した際、想像を絶する手続きの複雑さに直面し、断腸の思いで愛犬を日本に残した経験です。「ペットは家族であるはずなのに、なぜこれほどハードルが高いのか」という強い違和感と悔しさが、すべての始まりでした。
その経験からPetAirJPNを立ち上げ、各国の規制調査から渡航スケジュールの設計、書類作成までを一貫してサポートする体制を構築しました。通常、飼い主様が個人で行うと90〜125時間を要する膨大な準備時間を、当社のノウハウで実質8〜11時間程度まで大幅に圧縮します。
「どんな国でも、ずっと一緒に。」このビジョンを現実にし、海外への移動を「不安」から「安心」へと変えることが、私の使命です。
仕事へのこだわり
手続きは冷静に、想いは温かく。
私の仕事の核心は、「ペットの安全を最優先し、飼い主様の迷いをゼロにすること」です。国際輸送は国ごとに規制が異なり、たった一つのミスが入国拒否などの重大なトラブルに直結します。だからこそ、最新規制の確認や書類管理は徹底してシステム化し、属人化を防ぐことで「盤石な安心」を提供しています。
一方で、プランニングにおいては効率だけを求めません。ペットの年齢や性格、ご家族の事情まで深くヒアリングし、「その子にとって無理のない、最適な旅」を設計します。リスクも含めて包み隠さずお伝えし、お客様が次にすべきことを明確にします。
「手続きは冷静かつ緻密に、しかしペットを想う気持ちは誰よりも温かく」。これが、私たちが徹底しているスタイルです。
若者へのメッセージ
「価値の循環」が、仕事を面白くする
ビジネスにおいて私が大切にしているのは、「エネルギーが健全に循環しているか」という視点です。「儲かるからやる」という動機だけでは、いつしか手段と目的が入れ替わり、仕事が苦しくなってしまいます。そうではなく、「誰かの困りごとを解決したい」「この価値を届けたい」という純粋な目的が先にあり、その結果として対価をいただく。この順序が整っている仕事には無理がなく、自然なエネルギーの循環が生まれます。
若い方には、「何が利益を生むか」だけでなく、「誰の役に立ちたいか」「どんな価値を世に残したいか」を問い続けてほしいと思います。その想いとワクワク感に従って進む道こそが、結果として長く続き、信頼という大きな資産を生むはずです。

