現在の仕事についた経緯
元々は、野球をしていた頃に怪我が多く、整骨院通いをしていて、自分もスポーツ選手のサポートをしたいと思い、柔道整復師の学校に入りました。そんな折に彼女(妻)の妊娠が発覚して、学生結婚しました。
しかしながら、妊娠中から体の急激な変化と壮絶な出産を経た妻の体は、21歳とは思えないほどボロボロで、住居の環境もあり産後鬱にまでなってしまいました。当時の僕は筋肉や骨格を専門で学んでいるのに妊娠中や産後の身体の不調、精神的ストレスなどの知識も技術もなく、苦しんでいる妻に何も出来ず無力でした。
そこで妻を救いたいという気持ちと共に、妻と同じように悩んでいる女性を救うことが使命であると心に刻みました。
仕事へのこだわり
『あなたの理想を叶える“二人三脚のパートナー”に』
施術者として「先生」と呼ばれる立場ですが、私は決して偉い存在ではありません。患者さまとは壁を感じさせない対等な関係でありたいと思っています(現に院長時代はスタッフにも患者さんにも「パパ」と呼ばれていました)。どんな悩みも気軽に相談でき、安心して頼れる存在でありながら、一人では乗り越えることが難しい悩みをサクッと解決し、一緒に理想の身体を目指す“二人三脚のパートナー”でありたいです。施術を通じて、ただ痛みや不調を和らげるだけでなく、その方の人生そのものをより良い方向へと導くお手伝いができるよう努めています。
特に、女性が抱える身体の悩みについて深い理解を持つことを大切にしています。妊娠・出産後、多くの女性が心身の変化に戸惑い、時に「女を捨てる」といった言葉に苦しむ現状があります。しかし、私はそんな価値観を変えたいと考えています。産後も女性が自信を持ち、笑顔でいられることが“当たり前”の世の中を目指しています。それには、女性の悩みを男性も含めて共有し、理解を深める環境が必要だと考えています。
女性の身体は一人ひとり異なり、妊娠・出産を経験した方であれば、なおさらです。その変化に寄り添い、必要なサポートを提供することで、「女性としての輝き」を再び取り戻すお手伝いをしたいと思っています。女性が安心して自分自身を大切にできる社会へ、一歩でも近づけるよう、これからも全力で取り組んでいきます。
身体の悩みを改善するだけでなく、その先にある新しい可能性を一緒に探してみませんか?あなたの理想の未来を作るために、全力で寄り添います。
若者へのメッセージ
『自分の想いを形にするために、行動し続けよう』
若い皆さんに伝えたいのは、「自分が心から大切だと思うことを形にするために、行動を止めないでほしい」ということです。私自身、セラピストとして働く中で「患者さんにとって本当に役に立つ存在になりたい」「女性がもっと自分らしく生きられる社会を作りたい」という強い思いを抱いてきました。その思いを胸に一歩ずつ行動を続けてきたことで、今の自分があります。
最初から完璧な計画や成果はなくても大丈夫です。大いに失敗を経験してください。大切なのは自分の中にある「これを変えたい」「こうしたい」という気持ちを信じ、挑戦し続けることです。そして、周りの意見や環境に流されるのではなく、他人の価値観に縛られず、自分らしさを大切にしてください。
どんな仕事でも人と人が関わる以上、その想いは必ず誰かの心に届きます。大切なのはあなた自身の行動です。理想を描き、それに向かって少しでも歩み続けてください。
最後に、女性の体や不調について、男女問わず少しでも知ってください。そうすることで将来パートナーとなる相手とお互いにリスペクト出来るようになり、きっと笑顔の未来が切り開けます。