現在の仕事についた経緯
新卒で入社した地方銀行でハラスメントを受け、心身に不調をきたし休職・退職を経験しました。結婚後は育児と両立しながら、さまざまな職場をパートで経験する中で、「人間関係が職場の幸福度を大きく左右する」と痛感。育児が少し落ち着いた頃、「社会の役に立ちたい」「幸せな職場を増やしたい」という想いから社労士試験に挑戦し合格。2024年に事務所を開業しました。
仕事へのこだわり
私が今の仕事をしているのは、かつての自分のように「声を上げられず、誰にも相談できずに苦しむ人」をなくしたいと思ったことが原点です。
働く環境の“見えない空気”が人を追い詰める場面を経験し、制度があるだけでは人は守られない現実を痛感しました。
だから私は、「安心して声を出せる空気」と「互いを認め合える関係性」を職場に広げていきたいのです。
そして今は、苦しんでいる人だけでなく、すでに頑張っている人がさらに成長できるような職場づくりも目指しています。
制度を“活かす土壌”を整え、傾聴・共感・信頼構築を大切にしながら、研修やカード型ワークなどで関係性の質を高める支援を行っています。
人の可能性が花のように咲く瞬間に立ち会えること。
その瞬間に立ち会えるたび、「この仕事を選んでよかった」と心から思えるのです。
若者へのメッセージ
仕事って、「我慢するもの」「頑張りすぎて当然」って思っていませんか?
私もかつて、そう信じて働いて、体も心も壊しかけました。
でも本当は、仕事って「自分らしさを咲かせられる場所」なんです。
あなたが無理せず夢中になれること、自然に人に喜ばれたこと──
そこに、あなただけの“強み”が眠っています。
それは大げさな才能じゃなくても、誰かを助ける力になります。
自分をすり減らして働くのではなく、自分を信じて咲かせていく。
そんな働き方は、必ずできます。
あなたの持ち味を必要としている場所は、きっとあります。