現在の仕事についた経緯
最初に「起業しよう」と思ったのは、高校生の頃でした。とにかく「お金を稼ぎたい」という一心で30種類以上のアルバイトを経験し、夏休みには30万円以上稼いだこともありました。
しかし、現場のトップである店長やマネージャーたちを見ても、自分がまったく憧れを持っていないことに気づいてしまったんです。
「10年後、20年後、自分がこうなっているのか?」と思ったとき、強烈な違和感を覚えました。
それなら、自分で何かを作るしかない。誰かに決められた未来ではなく、自分で未来を切り拓きたい。
そう強く思い「起業しよう」と心に決めました。
仕事へのこだわり
「保留にしない」ということです。一度止まるにしても「いつまでに決めるか」という期限は必ず設定する。決断を先送りにすると、何倍もの工数や精神的エネルギーがかかってしまうことを身をもって学びました。
だからこそ、たとえ小さなことでも、決断を積み重ねる。そして、前に進み続ける。これを徹底しています。
また、無駄な会食も極力やめました。かつては「とりあえず付き合う」ことも多かったですが、今は本当に意味のある人、意味のある時間だけに集中するようにしています。
自分の時間、体力、精神力は有限だからこそ、大切に使いたいと思っています。
若者へのメッセージ
「自分の信念を最後まで大切にしてほしい」と伝えたいです。
どこを目指すのか、何を求めるのかは人それぞれ違っていいと思います。ですが「なぜそれをやりたいのか」「誰のためにやるのか」という信念だけは、絶対にブレずに持っていてほしい。
信念を持って行動すれば、自然と仲間も集まってくる。情報もチャンスも、結果的にはすべて繋がっていく。僕自身、それを何度も実感してきました。
これから僕自身も、ただの好奇心ではなく、社会への「貢献」を軸に挑戦を続けていきます。その象徴が、今本気で目指している「IPO」という目標です。
会社の上場というのは、単なるゴールではなくスタートだと思っています。
自分たちが作った価値を、もっと社会に広げ、必要としてくれる人たちに届けるためにこれからも挑戦し続けたいと思います。