リーダーインタビュー
桑原啓輔
有限会社桑原モータース 代表取締役 桑原啓輔 https://kuwabara-motors.com/

Profile

大学卒業後、福祉事業を行う。発達支援事業を行いつつ、家業の桑原モータースに入社。

現在の仕事についた経緯

会社自体の人や数字が悪くなっていたので、それを立て直すためです。

仕事へのこだわり

私たちは、10年間で売上を10倍に成長させるという大きな目標を掲げ、それを実現してきました。
自動車業界は競争が激しく、変化のスピードも速いです。しかし、その中で勝ち抜くために、私は「数字」と「人材」 に徹底的にこだわってきました。

まず、数字へのこだわり。
事業を成長させるには、感覚だけで動くのではなく、データとロジックに基づいた判断が不可欠です。売上や利益率はもちろんのこと、在庫回転率、広告費対効果(ROAS)、顧客獲得単価(CPA)など、細かいKPIを設定し、それを継続的に改善してきました。特に、自動車販売・整備業では、「どのタイミングで、どの価格帯の車を仕入れるか」「どの顧客層に、どのマーケティング施策を打つか」が業績に直結します。これらを感覚ではなく、徹底したデータ分析とPDCAで最適化してきたことが、成長の大きな要因です。

次に、人材へのこだわり。
事業は「人」がつくるものです。どれだけ良い戦略があっても、実行するのは社員です。そのため、採用・教育・評価においては徹底的にこだわり、「成長意欲が高い人材」を積極的に採用し、成果を出せる環境を整えてきました。また、売上10倍の成長を遂げるには、単なる従業員ではなく、「経営者視点を持つリーダー」を育てることが不可欠です。社員一人ひとりが、自分の仕事を「自分ごと」として捉え、主体的に課題解決に取り組める組織づくりを徹底してきました。

このように、「数字」と「人材」にこだわり抜くことで、10年で10倍の成長を実現しました。しかし、これは通過点に過ぎません。これからも成長を続け、さらなる高みを目指していきます。

若者へのメッセージ

私自身、まだまだ若く、まだまだ挑戦の途中です。しかし、この10年で感じたのは、「行動する人間だけが未来を変えられる」ということです。日本の経済や産業の未来は、私たち若い世代の手にかかっています。だからこそ、一緒に挑戦し、日本を元気にする仲間を増やしていきたいのです。

成功するために必要なのは、特別な才能ではありません。大切なのは、「数字を追い、学び続けること」そして「人と本気で向き合うこと」です。成長の機会はそこら中に転がっています。それを掴めるかどうかは、自分自身の行動次第です。

これからの日本は、「やる気のある人間が活躍できる時代」です。年齢や経験に関係なく、熱意を持って挑戦すれば、どこまでも成長できます。私たちはまだまだ走り続けます。共に切磋琢磨し、日本をもっと活気ある国にしていきましょう!