現在の仕事についた経緯
私は社会人時代に長くテニスのコーチを務めており、海外遠征やキャンプなどに参加してきました。その際に実際に欧米諸国で見た風景は、日本のフィットネスジムとは全く違うものだったのです。レストランやバーを併設し、お酒まで飲む姿も。単に、「運動をする」だけではなく、そこに集う人々が家族ぐるみで「コミュニケーション」を楽しみ、情報を交換し、そして仲良くなる社交場だったのです。
私はこのカントリークラブのスタイルがとても気に入りました。日本では大手資本のフィットネスクラブが主流ですが、せっかく私が手掛けるのなら地元地域の人により愛されるようなものを作りたいと思い、そのカントリークラブのスタイルの「リバティヒルクラブ」をOPENしました。
現在では、会員同士の交流はもちろん、そこから発展して経営者の講演会なども企画しており、より幅の広い、そして魅力的なコミュニティが形成されています。単に運動をする場ではなく、スパやカルチャークラス、バス旅行、オペラ鑑賞などの様々なイベントやパーティを催し、会員の皆様相互の交流を深め、クラブライフを楽しんでいただけるようなクラブにしていきたいですね。
日本ではまだまだ浸透していませんがこのような価値観、世界観がグローバルスタンダードなのです。これからもこの世界観を大切にしていきたいと思っています。
仕事へのこだわり
差別化を図ること、本物への追求。既存の常識が主流だからそれだけが必ず正しいというわけではありません。出る杭は打たれると言いますが、出過ぎた杭は打てない、という考えが根底にあります。
差別化することで魅力になり、そこに存在価値が生まれると考えています。
若者へのメッセージ
アントレプレナーシップ、チャレンジ精神を忘れないでください。
自分のやりたいことをビジネスモデルに変えていく。それが刺激的で最も楽しいことだと思います。是非チャレンジしてください。