リーダーインタビュー
井上浩三郎
株式会社アクネスラボ 代表取締役 井上浩三郎 https://acnes-labo.co.jp/

Profile

東京薬科大学薬学部卒業後、薬剤師の資格を取得。新卒でイカリ消毒株式会社に入社し、営業職、商品開発、海外事業、医薬部外品の製造管理などに携わる。1999年に義兄の経営する相澤皮フ科クリニックに薬剤師として兼務し、2000年に義兄とエステの会社アクネメディカルを設立。2003年に化粧品の会社アクネスラボ設立し現在に至る。

現在の仕事についた経緯

1999年に義兄より相澤皮フ科クリニックに来られるニキビの患者に出す自費製剤を作ってほしいという依頼を受けて、イカリ消毒に勤務しながら義兄が開業前から考えていた緑軟膏というニキビの特効薬を製剤化しました。
それがヒットして日本全国からその軟膏を求めてニキビ患者が殺到しました。義兄の「何とかこの軟膏に近い化粧品を作って相澤皮フ科クリニックに来なくても購入できるようにしたい」という願いにより、化粧品OEM会社と協力して限りなくクリニックの緑軟膏に近い化粧品を完成させ、2001年よりエステの会社でインターネット販売を開始しました。
これがまたヒットしたので、化粧品のラインナップをするために2003年に株式会社アクネスラボを設立しました。その後、インターネット販売だけでなくドラッグストアなどへの卸販売も本格的に始めるためにイカリ消毒を退職し、美容関係に専念することにしました。

仕事へのこだわり

私は当初は大学の専攻が環境の研究室でしたので、環境の仕事がしたいと思いイカリ消毒に入社しましたが、そこで実際の製品を開発するにあたって、その製品を使用する現場の重要性を学びました。イカリ消毒で開発する製品は、現場でしっかりとした効果が出なければ役に立ちません。イカリ消毒で商品開発に携わったときは、必ず実験室ではなく使用する現場で試験を重ねて効果を確認し、製品化してきました。
これは院内製剤も化粧品も同じで、クリニックで直接患者の反応を聞いたり、エステでその化粧品を使ってお客様の顔の変化を見たり、そういった現場の声がものすごく大切です。現場で使用して結果が出ることを確認して商品化するということを徹底しています。

若者へのメッセージ

若いうちに失敗を経験することが大事なことだと思います。一生懸命取り組んで失敗したことは若ければ許されるのですが、年齢を重ねると許されなくなります。
若いうちに失敗を恐れずに経験することで、いろいろなことが分かってきてその経験を活かすことができます。そして失敗しても納得がいくまで続けることで、必ず成功につながります。若いうちに色んなことにどんどんトライしてどんどん失敗しよう。