現在の仕事についた経緯
営業活動を行う中で、全国のたくさんの生産者や多様な業種の方々、加工業者と出会い、需要が海外にあると考えるようになりました。そして、2024年2月に単独でシンガポールでの飛び込み営業を実施し、シンガポール企業8社との商談を取り付けました。その後、本格的に海外進出を検討するに至りました。
その海外との取引の要は貿易と考え、取得している資格を活かした貿易、実務に従事しました。現在では世界16カ国とビジネスを展開しています。
仕事へのこだわり
必ず年初に3つの違う目標を掲げるようにしています。そしてそれは毎年違う課題であり、その1年の成果として3つの課題がどれだけ達成できたかということを12月に振り返るようにしています。そうすることで自分自身に足りなかったことや、来年に向けて目指すべき事項が明確にわかるようになるからです。
また、わからないことを細分化して、しっかりと調べ、抽象的な表現ではなく、具体的に何ができないから失敗したのか、その失敗はどうやったら解決するのか、ということを常に考えるようにしています。
私はできないことや難しいことの中に大きなニーズがあると思っています。それを達成するために、必要な人脈や知識をしっかりと獲得できるように取り組み、人と人、物と物をつなげる活動を実施しています。
自社の利益やメリットは最終的に得られるものだと思っているため、相手が喜ぶことを1番に考え、クライアントの皆様が行いたいことを優先的に実施し、クライアントの利益を最優先することに集中しています。
若者へのメッセージ
周りの人たちに「絶対に無理」「それは難しい」と言われることがあっても、その無理な原因や課題を細分化し、一つ一つのタスクにすることにより、“絶対に無理”と言われたことでも徐々にできるようになります。1年後にすぐできるのではなく、小さなタスクを1年間かけてしっかりと積み上げることにより、5年や10年経ったときに、その取り組みが自分自身の大きな力になってきます。
グローバル社会において最も重要視される事は、行動力とわからないことを自らが解決する力です。さらに、人と協力することによって解決へと導くその時間がどれだけ早いかも大事になってきます。
AIの進化により、今後皆様が取り組む新規事業やタスクの効率化はさらに加速するでしょう。その中で自分自身が何をやりたいのか、クライアントは何を求めているのか、この2点をしっかりと理解し、明確なゴールを決めた上で、その目標に向かって一歩ずつ取り組んでください。無ければ創ればいいのです。