現在の仕事についた経緯
会社員時代から「自分の力で稼げるようになりたい」という想いを抱き続け、WEB制作、iPhoneアプリ開発、ブログアフィリエイト、ドローンなど様々な分野に挑戦してきました。一時的に成果が出ることはあっても、継続的な結果を出すことの難しさや家庭環境などの事情により、なかなか軌道に乗せることができませんでした。
そんな中、デザインに出会い、オンラインスクールで学ぶうちに「LP制作が自分に向いている」という確信を得ました。副業としてスタートしましたが、開始からわずか半年で会社を退職し独立。現在は右肩上がりで成長を続け、優秀なデザイナー数名とチーム体制でLP制作に取り組んでいます。
仕事へのこだわり
私の仕事の根幹にあるのは「セールスデザイン」です。単に美しいデザインを作るのではなく、広告で反応を取り、実際に売れるデザインをモットーとしています。商材の魅力を最大限に引き出し、見込み客の心を動かすことこそが、LP制作の本質だと考えています。
しかし、独立当初から感じていたのは、デザインだけでは不十分だということでした。いくら優れたデザインでLPを読ませることができても、書かれているコピーが悪ければ人は行動しません。デザインとコピーは車の両輪のようなものです。この信念のもと、私はセールスコピーライティングも専門的に学び、習得しました。
さらに、もう一つ見過ごされがちな重要な要素があります。それがコーディングです。いくらコピーやデザインが優れていて、マーケティングで集客を頑張っても、コーディング実装で表示速度が遅ければ、訪問者はLPを見る前に即座に離脱してしまいます。そのため、高速表示にも徹底的にこだわり、Googleのパフォーマンス計測ツールで常に高得点を維持できるよう実装しています。
このように、コピーライティング、デザイン、コーディングという3つの領域を一気通貫で制作できることが、私の最大の強みです。それぞれの専門家は存在しますが、この3つすべてをハイレベルで提供できるフリーランスはほとんどいません。制作会社でも実現が難しいか、非常に高額なコストがかかります。
中小企業が限られた予算の中で最大限の成果を出すために、私はこの一気通貫の制作体制で全力でサポートしています。
若者へのメッセージ
私は大学卒業後、サッカーの監督になりたくて教員になりました。しかし配属先にはサッカー部がなく、転勤先も同様でした。「良い学校を出て安定した職に就く」というレールの上を歩んできた私にとって、初めての挫折でした。将来への不安はありましたが、自分のやりたいこと、やりたくないことには嘘をつけませんでした。
その後、コールセンターのアルバイトを始め、気づけば15年間、業界で働いていました。会社員としての立ち回りは得意でしたが、社内政治の窮屈さには耐えられず、スキルを身につけて独立。今では自分に合った仕事で大きなやりがいを感じ、非常に前向きに仕事と向き合えるようになりました。
振り返れば、過去の挫折や一見無駄に思えた経験すべてが、今のLP制作に直結しています。Web制作、アプリ開発、ブログ、ドローン。単体では成果にならなかったことも、点と点が繋がり、今の自分を形作っています。
実際にLP制作を学び始めたのは40歳を超えてからです。始めるのに遅いことはありません。結局、やりたいことをやらないと本気になれません。一発で見つからなくても、もがきながら進んだ道はすべて後で繋がります。
他の誰のためでもない、自分のための人生です。自分の心の声と向き合ってください。

