現在の仕事についた経緯
学生時代から「唯一無二の存在になりたい」という思いを抱き、自分にしか生み出せない価値とは何かを問い続けてきました。演奏活動を続ける中で、“長年努力を重ね高い専門性を持つ音楽家であっても、活躍の場が限られ、多くの人が音大卒業後に音楽の道を離れてしまう現状”に疑問を抱くようになりました。
本来、音楽は人の心を動かし社会を豊かにする力を持っています。その価値が十分に社会へ届いていない構造を変えたい、そして自分なら新たな仕組みを生み出せるのではないかという思いから在学中に起業しました。
音楽家の派遣や教育事業を通じ、音楽家が社会の中で活躍できる新たな仕組みづくりに株式会社On-Senseは挑戦しています。
仕事へのこだわり
私が仕事をするうえで大切にしているのは、価値のあるものをきちんと社会に届けることです。音楽家は長い年月をかけて技術や表現を磨き、高い専門性を持っています。しかし実際には、その価値が社会の中で十分に活かされているとは言えず、活躍の場が限られている現状があります。
多くの音楽家が音大卒業後に音楽の道を離れてしまう現状を目の当たりにし、個人の努力だけでは解決できない構造的な課題があるのではないかと感じるようになりました。だからこそ私は、演奏家として活動するだけでなく、仕組みをつくる側に立ち、音楽家が社会の中で活躍できる場を広げていくことにこだわっています。
同時に、私は「ポップに生きること」にも強いこだわりを持っています。ずっと真面目に同じことを続けるだけでは面白くありません。どうせ挑戦するなら、人と少し違うことでも、自分がワクワクできることを面白く続けていきたいと思っています。少し変わっている部分もあるかもしれませんが、自分自身が楽しみながら挑戦し続けることが、新しい価値や可能性を生み出す原動力になると信じています。
そして何より、大好きな仲間たちと一緒に挑戦できることを大切にしています。ワクワクすることに本気で向き合い、それを仲間と共有しながら形にしていく。その積み重ねが、音楽の価値を社会に広げ、音楽家が誇りを持って活躍できる未来につながると考えています。何せ人間が大好きなので…!それが、私の仕事へのこだわりです。
若者へのメッセージ
私自身、まだ道の途中にいる一人です。だからこそ「若者へのアドバイス」というよりも、同じ時代を生きる仲間へのメッセージとして伝えたいことがあります。
それは、“自分が本当にワクワクできること”を大切にしてほしいということです。周りと同じ道を選ぶことが安心に感じる場面もあると思いますが、少し違う道を選ぶことの中にこそ、新しい価値や可能性があると私は感じています。
私自身も、「唯一無二になりたい」という思いを持ちながら、音楽の世界で感じた違和感や疑問と向き合い、その構造を変えたいと考えて起業しました。決して特別な人間だからできたわけではなく、ただ「こうだったらもっと面白いのに」「こうしたら変えられるかもしれない」という思考を続けてきただけです。
まだまだ挑戦の途中ですが、自分が面白いと思えることを本気で続けていけば、きっと誰かの未来や社会を少しずつ変えていけると信じています。お互いにワクワクする挑戦を続けながら、それぞれの場所で新しい価値を生み出していけたら嬉しいです。

