現在の仕事についた経緯

私が起業家YouTuberの付き人に採用されたが、自己資金と労働条件が合わず辞退いたしました。自身が思い描いていた物とのギャップでまさに人生のどん底でした。そんな中とある友人から、話がしたいとのことで声がかかりました。まさにその友人とは中学生の同級生で9年ぶりに会うほど久しぶりでした。お互い変わってないねなんて話していた時に、友人がある事業の話を持ちかけてきました。その事業に意気投合し一緒に起業することになりました。最初は不安でしかなかったですが今では将来のことも考えられるようになって友人にはこの機会を作ってくれてとても感謝しています。
そんな中で、やはり運送業界は日本の大動脈とも言われていますが、さまざまな問題に直面しているかと思います。なので、運送会社の社長を支援したいとのことで、運送社長支援のわかりやすい会社名にしました。弊社が目指さないといけない場所は、「あったらいいな」ではなく「なくてはならない」の会社だと思っております。

仕事へのこだわり

私たちの会社では、「社員と会社の成長」を最優先に考え、本質を見据えた行動を心がけています。その一つが「怒らない、叱る」という姿勢です。社員が失敗した際も、感情的に怒るのではなく、なぜそうなったのかを一緒に考え、解決策を導き出すことに注力しています。また、どんな質問にも何度でも答えることで、社員が安心して学び成長できる環境を整えています。

さらに、社員との信頼関係を築くために「開示」を大切にしています。経営の透明性を高め、心の距離を縮めることで、社員のモチベーションを向上させ、それが会社全体の売り上げに直結することを実感しています。また、時代の変化に対応するため、新しいアイデアを積極的に取り入れます。まずは1か月試してみることで、効果を検証し、柔軟に方向性を調整しています。この挑戦する姿勢が、会社の発展を支えています。

私たちは、従業員が売り上げを出しやすい環境づくりにも力を入れています。例えば、仕事で使う物を大切に扱うよう促し、社員が働きやすい環境を整備。さらに、社員への日々の声掛けを通じて、士気を高める取り組みも行っています。形から入ることや他人への配慮を意識することで、職場全体の雰囲気を明るく保つことにも努めています。

また、やると決めたことは必ず継続し、結果が出るまで諦めない姿勢を貫いています。そして、イベントごとを大切にする文化を築き、社員同士がコミュニケーションを深める場を定期的に設けています。例えば、バースデー休暇、クリスマスの２日間ノー残業にするなど。
こうした取り組みが、社内の絆を強くし、会社全体の活力となっています。

私たちは、これらのこだわりを通じて、社員一人ひとりが自信とやりがいを持って働ける環境を提供し、会社全体の成長へとつなげています。社員が成長することで、会社もまた飛躍していく。この信念を胸に、日々邁進していきます。

若者へのメッセージ

結論、人生に失敗はない。
これは私の座右の銘である「諦めなければ失敗はない」という言葉に基づいています。この言葉は、私自身の実体験から生まれたものです。

実を言うと、私はこの会社を経営するまでに、数えきれないほどの失敗をしてきました。職業においても、お金の面でもつまずきの連続でした。上京してからこれまでに7つもの職を経験しました。普通の人から見れば、かなりフラフラしていたように映ったかもしれません。お金の面でも詐欺に何度も遭い、人生のどん底を味わいました。

大阪出身の私は、諦めて地元に帰るという選択肢もありました。親からも「帰っておいで」と何度も声をかけられました。それでも私は、「東京で絶対に成功してやる！」という想いだけを頼りに、東京にしがみついていました。あの時、大阪に帰っていたら、また違った人生があったのかもしれません。しかし、その選択をしていたら、将来に希望を持てず、苦しい生活を送っていたのではないかと思います。

東京での生活は失敗と挫折の連続でした。それでも、現在の私は未来の自分、3年後や5年後がどうなっているのかを考えると、ワクワクが止まりません。まだ事業として完璧に成功しているわけではありませんが、将来が楽しみだと思えるようになったのは初めてのことです。これに気づいた瞬間、「失敗って無駄やないんやな」と実感しました。そして、今までの失敗が成功へのステップだったことを強く思い知らされました。

「失敗は成功のもと」という言葉の本当の意味を、私はその時初めて体で理解しました。失敗は成功の近道であり、失敗がなければ成功はもっと遠くなります。だからこそ、私は皆さんに「たくさん失敗してほしい」と伝えたいのです。周りの人は、意外にもあなたの失敗をそこまで気にしていません。むしろ応援してくれることの方が多いのです。そして、何かネガティブなことを言ってくる人がいたとしても、それはあなたを羨んでいるだけなので、気にする必要はありません。

もう一つ大事なのは、思い立ったら即行動を心がけることです。それが人生を大きく変えるきっかけになります。失敗を恐れず、一歩踏み出してみてください。未来はきっと変わります。