リーダーインタビュー
江﨑正俊
Core Clinic 院長 江﨑正俊 https://coreclinic-nagoya.com/

Profile

2014年、名古屋大学医学部医学科卒業。産婦人科医として4年半、婦人科腫瘍領域に従事。女性の人生に長期的に関わる診療を経験する。
その後、美容外科へ転科。大手美容外科で院長を歴任し、eクリニック西日本統括医師として複数院の技術指導および経営管理を担う。鼻整形を軸とした中顔面トータルデザインを専門とし、技術力とマネジメント力の双方を確立。
2025年10月、Core Clinicを開業。

現在の仕事についた経緯

もともと産婦人科医として女性のライフスタイルに寄り添う診療を行う中で、女性特有のさまざまな悩みを伺う機会が多くありました。そうした経験から、外見へのアプローチによって人生を前向きに変えることができる美容外科医療に魅力を感じ、美容外科へ転科いたしました。

その後、大手美容外科および中堅美容外科にて院長や統括医師を務める中で、鼻整形を中心とした中顔面のバランスを整える施術の奥深さと楽しさに強く惹かれ、現在の専門性とブランディングを確立いたしました。そして、技術面とマネジメント面の双方において十分な経験と自信を得られたタイミングで、開業に至りました。

仕事へのこだわり

私が最も重視しているのは、「患者様にとって本当に最適かどうか」という一点です。
希望された施術をそのまま提供することが正解とは限りません。むしろ医師の役割は、やるべきことと、やらない方がいいことを明確に提示することだと考えています。短期的な満足よりも、長期的なバランスと安全性を優先します。

美容医療は自由診療である以上、迎合は簡単です。しかし顔は一生ものです。そのため、流行や一時的な憧れに引っ張られた提案はいたしません。医学的根拠に基づき、安全性が担保できる範囲でのみ治療を設計します。リスクを過小評価せず、メリットとデメリットを同じ重さで説明することを徹底しています。

また、価格設定にも哲学があります。高額化しやすい美容医療の中で、必要以上に価格を吊り上げることはいたしません。一方で、安さを売りにして質を落とすこともありません。「適正価格で質の高い医療を提供する」ことが信頼につながると考えているからです。患者様にとって挑戦可能な価格帯を保ちながら、妥協しない技術を提供する。それが私のスタンスです。

さらに重要なのは、修正まで責任を持つための技術力です。初回手術はもちろんのこと、万が一の修正手術や他院修正にも対応できるレベルの設計力と技術力があってこそ、本当の意味で安心できる医療だと考えています。結果に対して最後まで責任を持つこと。それが美容外科医としての最低条件だと思っています。

若者へのメッセージ

美容医療を志すのであれば、まず「なぜそれを提供したいのか」を自問してください。表層的な憧れや流行だけで選択するのではなく、患者様の人生に寄与するという自覚がなければ重大な事故や不満を招きかねません。
技術は教科書だけで完結するものではありません。安全性と結果を両立させるには、自主的な学習と冷静な評価軸が必要です。患者様は医師であるあなたの言葉と技術を信頼し、委ねています。だからこそ、理論を深く理解し、リスクを予測し、説明できる力を身につけてください。
短期的な“うまくいった”という結果に満足するのではなく、長期的に患者様の生活を支える姿勢を持つこと。それが本物の美容外科医としてのスタートラインです。