現在の仕事についた経緯
実家は新潟で枝豆農家を営んでいます。地元では“目が飛び出るほど旨い”枝豆が当たり前だった一方、初めて上京した際に口にした枝豆の味に衝撃を受けました。
「こんなに良いものがあるのに、なぜ知られていないのか」。その疑問から、価値を正しく伝え、必要な人に届ける方法を探し始めたのが原点です。
調べるうちに、情報設計と導線づくりで認知や購買を変えられるWebマーケティングに出会い、独学と実践を重ねながら起業へ。
メディア運営やSNS施策の経験を通じて、数字だけを追うのではなく“数字の奥にある課題”を見つけ、仮説検証で改善する重要性を確信しました。
社名の「knock」には、地道な積み重ねと、成長の扉を開ける合図という意味を込めています。悩み、もがき、それでも前へ進もうとする企業の想いをくみ取り、診断し、改善策を届ける。その仕事に誇りを持っています。
仕事へのこだわり
新人時代から一貫して大切にしてきたのは、「質は量からしか生まれない」という信念です。
最初から正解を当てにいくのではなく、仮説を立て、行動し、検証し、改善するといった反復回数こそが、成果の再現性をつくります。
X-knockでも「当たり前をあたりまえに」を原理原則に、挑戦(戦う)・行動(走る)・思考(考える)・共有(分かち合う)を徹底しています。
たとえばWeb制作では、徹底したヒアリングと分析のうえでUX/UI設計を行い、“カッコイイよりも成果”を基準にアウトプットを磨き込みます。広告運用やSEOも、ユーザーインサイトとデータに基づき、課題を見つけたら即座に打ち手へ落とし込む。
私たちは「Webマーケティングのドクター」として、地道な改善を積み上げ、売上に貢献することにこだわります。
若者へのメッセージ
若い時期の最大の資産は「時間」です。だからこそ、まずは自分に投資してください。資格や肩書きよりも、学び続ける習慣、手を動かして検証する癖、そして成果物(実績)を積み上げることが、将来の選択肢を増やします。
おすすめは、①毎日インプット(読書・講座・一次情報)、②小さくアウトプット(記事・動画・提案書・制作物)、③振り返り(数値と仮説の言語化)をセットにすることです。
うまくいかない挑戦も、失敗を恐れず原因究明し、学びとして共有できれば前進になります。加えて、体調管理や誠実な人間関係づくりも“長期の複利”です。
誰かの正解に乗るより、自分の基準で挑戦を選び続けてください。小さく試し、数字を見て改善し、また試すといったサイクルを回せる人は、環境が変わっても伸び続けます。

