リーダーインタビュー
臼井貴弘
株式会社デュアルタップ 代表取締役社長 臼井貴弘 https://www.dualtap.co.jp/

Profile

2000年、不動産売買・仲介会社に入社し、不動産アセットマネジメントおよびプロパティマネジメント事業において取締役を務める。
2006年8月に株式会社デュアルタップを設立し、代表取締役社長に就任。
以後、グループ会社である株式会社デュアルタップコミュニティの代表取締役、マレーシアの建物管理会社 Dualtap Building Management Sdn. Bhd. のDirectorも歴任する。
創業10年目の2016年には、株式会社デュアルタップを東京証券取引所JASDAQ市場に上場。
2018年には同取引所の市場第二部(現スタンダード市場)へ市場変更し、2024年には名古屋証券取引所メイン市場への重複上場を果たす。

現在の仕事についた経緯

新卒で入社した会社では、通信機器や保険商品の卸売企業にて、営業の基礎を徹底的に学びました。その後、大手不動産会社に転職し、前職で培ったノウハウを活かして営業成績トップに。営業部門の取締役も務めました。
その中で、目先の利益ではなく「本当に価値ある物件」を提供したいという想いが強くなり、2006年に株式会社デュアルタップを創業。翌年には資産運用型マンション「XEBEC」シリーズの販売を開始し、不動産を通じてオーナー様の資産形成に貢献する現在の事業に至ります。

仕事へのこだわり

「お客様にとって本当に価値あるものを提供すること」です。
営業職として社会人をスタートし、結果にこだわる中で“数字の裏側には必ず人がいる”という視点を大切にするようになりました。新人時代から、お客様に真摯に向き合うことで信頼を得るスタイルを貫いてきました。
不動産業界に転職後は、前職で培った営業力を武器に成果を上げ、やがて取締役として組織マネジメントにも携わりました。その中で「自らの理想とする商品・サービスを形にしたい」という想いが強まり、2006年にデュアルタップを創業しました。
当社が手がける「XEBEC」シリーズは、東京23区の駅近という好立地にこだわり、高品質・高機能・高いデザイン性を兼ね備えた“資産価値の高い投資用マンション”です。私たちはマンションを「不動産という形をした金融商品」と捉えており、単に見た目や賃料だけでなく、長期的にオーナー様の資産として機能し続けることを第一に考えています。
開発から販売、管理までを一貫して行うワンストップ体制を整えることで、他社には真似できない付加価値を提供し、入居率99.8%という実績を維持しています。立地選定には特にこだわり、希少性と将来性を見極めるため、情報収集や人脈の構築にも日々注力しています。
また近年は「医・食・住・遊」の観点から、人生の様々なステージで関わり続けられる存在を目指しており、マンションという枠を超えた開発にも挑戦しています。これからも、お客様の人生に寄り添い、資産と暮らしの価値を高める仕事を追求してまいります。

若者へのメッセージ

世の中は目まぐるしく変化しています。これから社会に出る若い皆さんには、「変化を恐れず、自分で考え、自分で選ぶ力」を大切にしてほしいと思います。
私自身、決して順風満帆な道のりではありませんでしたが、どんな環境でも「お客様のために、自分にできる最善を尽くす」という姿勢を貫くことで、信頼を得て道が開けていきました。
仕事は「何をするか」も大切ですが、「誰のために、どんな価値を提供するか」を考えることで、もっと面白く、やりがいのあるものになります。
また、たとえ最初から夢や目標が明確でなくても構いません。目の前の仕事に真摯に向き合い、丁寧に積み重ねていくことで、自分のスタイルや進むべき道は見えてきます。
チャンスは行動した人の前にしか現れません。失敗を恐れず、まずは一歩を踏み出してください。応援しています。