現在の仕事についた経緯
子供の頃に家族の1人が病気になり、そのリハビリを見ていて、「自分がリハビリの先生になって治したい」と漠然とした夢を持ったことがきっかけです。
仕事へのこだわり
医療従事者は患者様・利用者様よりも上の立場と勘違いする人も多く、経験を積んでいくうちに敬語を使わずに接する傾向が多くありますが、私自身が心掛けていることの1つに“患者様・利用者様には必ず敬語を使い接すること”があります。あくまで対等な立場として、これからも関わっていきたいです。
もう1つは、後輩や部下・他業種の方々などに対し立場関係なく偉そうな態度は取らないことです。代表取締役や会長といった肩書きはあれど、それは小さなグループの中だけのことと認識し、決して偉いわけではないと自覚を持つよう心掛けています。
若者へのメッセージ
働いている人、起業を考えている人、新たなチャレンジを計画している人など、今後多くの“失敗”を経験すると思います。かといって「失敗を恐れずガンガンやろう」とは言いません。むしろ「失敗を恐れてください」とメッセージを送りたいと思います。
では、どうすれば良いのでしょう。それは“失敗”する確率を下げるためにできる限りの戦略を練ることです。万が一ダメだとしても、それを含めて想定し、そうなった時の保険を考えるところまでが重要だと思います。
例えば「成功したら大儲け」と「失敗したら大損」は表裏一体ですが、私は新たなチャレンジをする際には必ず「もし失敗しても◯◯があるから問題ない」という状態になるまでチャレンジしません。失敗を恐れることが成功のチャンスだと思います。