リーダーインタビュー
出口雅大
株式会社Medical MARKSTAR 代表取締役 出口雅大 https://www.markstar-kango.com/

Profile

帝京平成大学健康メディカル学部卒業。作業療法士の国家資格を取得し総合病院にて入院・外来・デイサービス・通所リハビリなどを担当する。ドイツ人のGerlinde haase女史や紀伊克明氏など、様々な有名セラピストよりリハビリの技術を学び、自身も若手の治療者育成のため臨床ハンドリング研究会やMedical MARKSTARの代表を務め講演活動に従事。
総合病院を退職後、2020年に独立。現在、株式会社Medical MARKSTARにて訪問看護事業とセミナー事業・自費リハビリテーション事業を展開。個人としても全国各地で講演を行っている。

現在の仕事についた経緯

子供の頃に家族の1人が病気になり、そのリハビリを見ていて、「自分がリハビリの先生になって治したい」と漠然とした夢を持ったことがきっかけです。

仕事へのこだわり

医療従事者は患者様・利用者様よりも上の立場と勘違いする人も多く、経験を積んでいくうちに敬語を使わずに接する傾向が多くありますが、私自身が心掛けていることの1つに“患者様・利用者様には必ず敬語を使い接すること”があります。あくまで対等な立場として、これからも関わっていきたいです。
もう1つは、後輩や部下・他業種の方々などに対し立場関係なく偉そうな態度は取らないことです。代表取締役や会長といった肩書きはあれど、それは小さなグループの中だけのことと認識し、決して偉いわけではないと自覚を持つよう心掛けています。

若者へのメッセージ

働いている人、起業を考えている人、新たなチャレンジを計画している人など、今後多くの“失敗”を経験すると思います。かといって「失敗を恐れずガンガンやろう」とは言いません。むしろ「失敗を恐れてください」とメッセージを送りたいと思います。
では、どうすれば良いのでしょう。それは“失敗”する確率を下げるためにできる限りの戦略を練ることです。万が一ダメだとしても、それを含めて想定し、そうなった時の保険を考えるところまでが重要だと思います。
例えば「成功したら大儲け」と「失敗したら大損」は表裏一体ですが、私は新たなチャレンジをする際には必ず「もし失敗しても◯◯があるから問題ない」という状態になるまでチャレンジしません。失敗を恐れることが成功のチャンスだと思います。