リーダーインタビュー
阿波耕平
株式会社KIWAMI 代表取締役 阿波耕平 https://kiwami2016.com/

Profile

北海道札幌市生まれ。調理専門学校で中華を専攻し、卒業後20歳で上京。京王プラザホテル「南園」で4年間修行を積む。
その後、飲食の成功要因を学ぶため「ぐるなび」へ入社し、横浜営業所で営業として2年間従事。退職時には500社へ挨拶回りをし、飲食店にスカウトされ現場へ復帰。
2014年、武蔵小杉に「もつ屋じゅうに12」を開業し、以降「鮮度の極み 魚もつ 武蔵小杉」(2016年)、「炭火串焼と旬野菜 きわみ」(2021年)をオープン。2025年には8坪で坪月商147万円を記録する繁盛店を創出し、現在4店舗を経営。

現在の仕事についた経緯

調理の道で限界を感じた後、飲食店経営に必要な「美味しさ以外の要素」を学ぶため営業職へ転身しました。営業職を通して、「繁盛する店・しない店」の本質をつかむことができ、これを自身の店づくりに活かすため再度、飲食現場へ戻りました。
その後、武蔵小杉の発展を見据えて独立。自分の経験と戦略を活かし、「失敗しない店づくり」を実現するために起業しました。

仕事へのこだわり

「負け癖を断ち切るため、仕事では絶対にベンチに座らない」という強い意志のもと、南園時代には毎日技術を磨き続け、営業時代には徹底した行動量で結果にこだわってきました。
「お客様が本当に求めるものを提供する」ことを軸に、立地・価格・接客・営業時間などの“ちょっと良い”戦略を積み重ねるスタイルを築いています。
また社員には、「独立への道を急がせず、知識と経験を積んでから挑戦してほしい」という教育方針を持っています。

若者へのメッセージ

負け癖があっても、不器用でも、仕事ではいくらでも巻き返せます。大切なのは、自分には伸びしろがあると信じ、努力を積み重ねることです。
どんな経験も無駄にならず、本気で向き合えば必ず実力になります。周りと比べる必要はなく、昨日の自分に負けない姿勢こそが成長をつくります。
失敗を恐れず一歩踏み出し、目の前の仕事を丁寧に積み上げていけば、必ず道は開けますよ。