現在の仕事についた経緯
銀行時代に培った国際金融の専門知識と、外資系銀行での新規事業立ち上げ経験を活かし、日本と海外のビジネスの架け橋となりたいと考えたのがきっかけです。特にHSBCでの商品開発責任者としての経験から、個人投資家や中小企業が海外投資・進出する際の課題を深く理解していました。
独立後は行政書士・宅建士資格を取得し、国内外の不動産投資から法的手続きまでワンストップでサポートできる体制を構築しました。現在はオープンハウスでアメリカ不動産販売における全国地方銀行との業務提携を主導し、イギリス領マン島の弁護士やオフショアファンド各社との直接取引により、真のグローバル投資サービスを実現しています。
仕事へのこだわり
新人時代から一貫して「顧客の真のニーズを理解し、最適なソリューションを提供する」ことを信念としてきました。
東京三菱銀行時代は法人新規開拓で頭取表彰を受賞しましたが、これは単なる営業成績ではなく、企業の成長戦略に寄り添った提案が評価されたものです。外資系銀行では、日本初の商品開発にも挑戦し、南アフリカランド建て定期預金や22通貨外貨預金など、市場のニーズを先読みした革新的なサービスを創出してきました。
特に重視しているのは「専門性の継続的向上」と「国際的ネットワークの構築」です。国際テクニカルアナリスト、AFP、特定行政書士、宅建士など多様な資格を取得し続け(資格マニアではありません)、変化する金融・不動産市場において常に最新の知識でお客様をサポートしています。
現在では海外口座のプロベート業務で豊富な実績を積み、イギリス領マン島をはじめとする海外の法律事務所や、オフショアファンド各社との直接取引ができる数少ない専門家として、真のグローバル投資環境を提供しています。
オープンハウスでは、アメリカ不動産販売において全国の地方銀行との業務提携を積極的に推進し、販路の急速な拡大に貢献しました。この成功の背景には、銀行員時代に培った金融機関との信頼関係構築スキルと、宅建士資格による国内外不動産の総合的な知識があります。お客様の成功が自分の成功という想いで、一件一件に全力で取り組んでいます。
若者へのメッセージ
私が大学で学んだのは工学でしたが、金融業界で30年以上のキャリアを築き、現在国際的な不動産・金融コンサルタントとして活動できているのは「学び続ける姿勢」と「グローバルな視点」があったからです。現代はAIやデジタル技術の進歩により、従来の仕事が大きく変化する時代ですが、だからこそ無限のチャンスがあります。
若い皆さんには三つのことをお伝えしたいと思います。
第一に「専門性を深めつつ、幅広い資格にもチャレンジする」こと。私も銀行業務に加えて行政書士・宅建士を取得し、それが独立後の強みになりました。
第二に「国際的なネットワークを構築する」こと。イギリス領マン島の弁護士やオフショアファンド各社との関係は、一朝一夕では築けません。若いうちから積極的に海外とのつながりを作ってください。
第三に「変化を恐れず、新しい分野にも挑戦する」こと。アメリカ不動産という新分野でも、地方銀行との業務提携により販路拡大を実現できたのは、既存の枠にとらわれない発想があったからです。
どんな分野でも、情熱を持って取り組み、常に学び続け、国際的視野を持てば、必ず道は開けます。皆さんの挑戦を心から応援しています。