リーダーインタビュー
玉村ナオ
株式会社EQAO教育グループ 創業者/代表取締役 玉村ナオ https://www.eqao.co.jp/

現在の仕事についた経緯

高校時代にカナダへ1年間留学し、帰国後、日本の教育に疑問を抱きました。「日本の教育は何のためにあるのか」「数学や古文は本当に必要なのか」「もっと優先すべきことがあるのではないか」——こうした考えから、一般入試を捨て、総合型選抜に絞って受験しました。
しかし、多くの実績と優秀な成績がありながらも5校に不合格。戦略を練り直し、難関大学3校に合格しました。その過程で、当時通っていた塾のサービスに疑問を持つと同時に、コロナ禍で塾に通えない子どもたちの存在を知り、同じミスをさせないためにオンラインで起業。現在は総合型選抜を軸に、多くの教育サービスを展開し、従来の教育の常識を覆すサービスを世に広めています。

仕事へのこだわり

仕事において、一切の妥協は許しません。お客様の立場に立ち、サービスの本質を突き詰めることを徹底し、料金面・サービス面ともに業界トップクラスの基準を維持することを常に意識してきました。「やるべきことを確実にやる」「やるべきでないことは絶対にやらない」——この姿勢を貫くことで、サービスの質を高めています。

また、お客様を大切にすることは当然ですが、それ以上に、一緒に働くスタッフを大切にすることも重要視しています。お客様がいるからこそスタッフがいる、そしてスタッフがいるからこそお客様が満足できる——この相互関係を強く意識し、スタッフの働きやすい環境づくりや成長の機会提供にも力を入れています。

さらに、弊社が掲げる理念やキャッチフレーズに反することのないよう、企業統治の方針に沿った活動を徹底しています。「なぜこの会社なのか」「この会社の意義は何なのか」を常に考え、業界トップクラスの質を提供することに尽力してきました。特に教育業界においては、一人ひとりの質がそのままサービスの質を決定づけます。だからこそ、明確なマニュアルを整備し、同じトラブルを繰り返さない仕組みを作ること、より多くの人に愛されるためのマーケティング戦略を組むこと、そして悪質な業者に負けないサービスを提供することを徹底しています。

新人時代から一貫して、「質の追求」と「信念のある経営」を軸に、サービスを磨き続けてきました。業界の常識に捉われず、本当に価値のあるものを生み出し続けることが、私のスタイルです。

若者へのメッセージ

私もまだまだ若く、未熟者です。そんな私から、同じ世代の若者たちに伝えたいことがあります。それは、「自分のためだけに稼ぐのではなく、誰かのために、社会のために問題を解決することを大切にしてほしい」ということです。ただ何でもいいから稼げればいいのではなく、「なぜその業種なのか」「なぜ自分なのか」「なぜ今なのか」——こうした「なぜ」を突き詰め、目的と信念を持って取り組んでください。

大きな目標を掲げることは大切ですが、「千里の道も一歩から」です。資金や人脈、経験、コネがない中でも、自分にできることを少しずつ積み重ねていってください。そして、何があっても3年間は継続すること。継続はモチベーションに左右されてはいけません。私自身、教育の分野に身を置いていますが、どんなに苦しくても「この業界を変えたい」「この課題を解決したい」と思える信念があるからこそ、続けることができました。だからこそ、皆さんも、自分の身を粉にしてでも取り組みたいと思える分野を見つけてください。

「できること」も大切ですが、「好きなこと」を選ぶ方が、結果的に良い方向へ進むことが多いでしょう。「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、好きだからこそ一流になれるのです。とにかく、泥臭く、謙虚に、情熱的に行動してください。最初は質より量。量をこなすことで質が生まれます。一緒に、社会をより良くするために行動していきましょう。