現在の仕事についた経緯
私は、KPMG、JAFCO、日本IBM等でM&Aや投資実務の経験をしたのち、2013年に独立しました。
独立の直接的なきっかけは、JAFCO時代の同僚や先輩が、独立して様々な挑戦をしていたことに刺激を受け、自分も何かチャレンジしてみたいと思ったことです。
仕事へのこだわり
■独立系へのこだわり
創業以来、「独立系」ということに非常に強くこだわってきました。起業前も、様々な企業様や経営者様、優秀なビジネスマンの方々と仕事をさせていただく機会がありました。しかし、本当に解決すべき課題、純粋に追及すべき投資リスクやそれに見合うリターン機会を前に、様々なしがらみや立場から、それにストレートに向かい合うことができないケースを多く見てきました。イグナイトは、100%プライベート会社として、完全に独立した立場からのファイナンシャルアドバイザリー業務や、自己資金投資を行ってきました。
■「イグナイト」という社名に込めた思い
KMPGやJAFCOでは、株式価値評価や投資リターン分析の視点で、様々な企業を精査しました。IBMでは、M&Aだけでなく、戦略コンサルティングの視点からも様々な案件を経験しました。その上で痛感したことは、「戦略」や「ビジョン」と同じくらい「挑戦心」ともいうべき思いが重要であり、それこそが事業を創り、成長を実現するということです。アニマルスピリット。金の匂いを嗅ぎ分ける力。イグナイトは、そういった健全な資本主義の精神に火を灯し、ともに育てていけるような存在でありたいと考えています。
若者へのメッセージ
私が独立したのは、2013年で36歳の時です。たった十数年前でしたが、独立に対する世間の反応は今とは全く違いました。独立前と変わらず叱咤激励してくださる方もいれば、「行くところが無くなってやむなく独立したんだろう」「なんで自分だけ成功できると思い込むのか?勘違いしてるんじゃないの?」等、いろいろネガティブな反応もありました。今は、独立や起業に対する世間の反応は大きく変わってきていると実感します。
そこから十数年たち、起業や独立に関する環境は全く変わりました。経済的なマクロ環境の変化の影響(金利上昇等)により、これまでよりスタートアップの資金調達環境は厳しくなってきています。しかし、それでも無限のチャンスがあることは疑う余地がありません。
これから起業や独立を考えている若い人は、壮大な事業計画を作ってVCから調達しよう、などということを前提にやるのではなく、まずは「小さく」「早く」「継続的に」チャレンジして、小さく失敗して、改善して、さらに失敗して、さらに改善する、ということをやり切ることをお勧めします。
生成AI革命により、トップエンジニアレベルのコーディングを数万円ですぐできる時代になりました。大きな資本がなくても、いわゆるプロダクトマーケットフィット(PMF)を検証するところまで、個人や少人数集団が十分に辿り着ける可能性があります。
学生でも、インスタ1本で億円単位のビジネスを実現している人もいます。あなたの心に挑戦の火が灯ったなら、是非まず小さく行動してみることをお勧めします。副業でも構いません。お金がたくさんないとスタートできないと考えるのではなく、自分の脳みそと時間と労力を精一杯使って、「小さく」「早く」「継続的に」にやることです。
そのために、こんないい時代はないと思います。やらない言い訳を見つける方が難しいくらいです。ぜひ活躍して日本を変えてください。