リーダーインタビュー
西 淳子
JUN-WESTプランニング 代表 西 淳子 https://jun-west-planning.com/

Profile

早稲田大学第一文学部卒。新卒でアパレル企業に入社し、5年で退職して米シアトルへ留学。帰国後はIT系企業に入社。マーケティング、広報、台湾・中国子会社社外取締役等を歴任。2022年、独立。現在は個人起業家支援(ビジネスモデル構築や資産形成など)で活躍中。
著書に「がむしゃら集客不要!あなたの商品で越える月50万円の壁」(Kindle出版)がある。

現在の仕事についた経緯

会社員を辞めて独立することなど、10年前の自分は1ミリも考えていませんでした。
そんな私が50歳手前で起業塾に飛び込んだのは、猛烈なパワハラに遭い、とにかく会社から逃げたかったからです。しかし、会社員生活が長かった私は、起業塾に行っても、起業塾を卒業しても、やりたいことが見つからず、起業はできずに終わりました。
その後、起業塾の仲間を専門分野(マーケティング)を活かしてサポートをするようになり、社外の環境で自分のスキルが役に立つこと、人を助けられることを初めて知りました。そのサポートが楽しく、生きがいとなり、起業支援という今の仕事につながっています。
現在は専門スキルのマーケティングを活かし、これから起業したい方、起業しても月30万円以上稼げていない方を対象に、その方が持っているスキルを一ミリも変えず、強みや経験とかけあわせて唯一無二のヒット商品をつくる起業術で個人起業家をサポートしています。

仕事へのこだわり

仕事は理想の人生・最高の人生を叶えるための手段のひとつにすぎません。しかし、人生(生きている時間)の中で仕事が占める割合はとても大きいものです。だからこそ仕事を考えるときには、「稼げるか」「かっこいいか」「人に羨ましがられるか」といった他人軸ではなく、自分軸で選ぶことが大切だと思っています。
なぜなら、「頑張る」は「楽しい」に勝てないからです。他人軸で選んだ仕事でいくら努力を重ねても、「楽しいからやる」「自分が幸せだからやる」という人の熱量や継続力には敵いません。楽しいことをしている人は、理屈ではなく自然に体が動きます。その結果、上達も早く、成果にもつながりやすくなります。一方で、「頑張る」は我慢を前提としているため、辛さが残り、長く続きにくいものです。
そうであれば、仕事は「自分が心から楽しいと思えること」「頼まれなくても、お金が発生しなくてもやってしまうこと」で選ぶほうが自然だと考えます。お金は「頑張り」や「我慢」に対して支払われるのではなく、「成果」に対して支払われます。そして成果は、継続と熱量から生まれます。だからこそ、楽しいことに取り組んでいる人のほうが、結果として収入も大きくなるのだと思います。頑張らなくてもできること、楽しくて仕方がないこと。それを仕事にできたとき、人生の質は大きく変わります。
会社員時代の私は、心のどこかで「給料は我慢料」だと思っていました。しかし今は違います。「我慢をやめても大丈夫」「人は自分の特性を活かすことで、もっと幸せになれる」。そのことを、これからも伝えていきたいと考えています。

若者へのメッセージ

学生時代から好きなことや、やりたいことがあり、それがいつの間にか仕事になっている。そんな人生が叶えば最高だと思います。けれども、多くの方にとっては「やりたいことそのものがわからない」というのが本音ではないでしょうか。
「本当にやりたいこと」は、そう簡単に見つかるものではありません。だから今、「やりたいことがない」「わからない」と思っていても大丈夫です。それはあなただけではありません。
まずは目の前にある仕事に、全力で向き合ってみる。楽しいと感じれば続ければいいし、どうしても無理だと感じるなら手放してもいいのです。そうした経験を重ねる中で、自分の中に、他の人に羨ましがられるスキルや個性や特長があることに気づいていきます。苦手を無理に克服する必要はありません。
好きなこと、強みを伸ばしたほうが、人生はうまくいきます。そして、自分で自分の人生を選んだ、自分で決めたという実感こそが、人を幸せにします。どんな決断であっても、それは人生の糧になります。だからこそ、思い切って決断し、自分が良いと思う道を自信をもって進んでほしいのです。
迷うことも、傷つくこともあると思います。それでも人は、幸せになるために生まれてきたのだと私は信じています。だからあなたも大丈夫です。心から応援しています。