リーダーインタビュー
狩野聡汰
株式会社恵泉ホールディングス 専務取締役 狩野聡汰 https://keisen.ne.jp/

Profile

広島県尾道市出身。関西学院大学経済学部卒業後、地元の地銀にて5年間勤務。実務経験を経て、家業である恵泉グループに参画し、現在は専務取締役として、介護・保育・飲食・フィットネスなど幅広い事業の経営に携わっている。
「人」と「現場」を大切にした経営で、地域に根差した会社づくりに取り組んでいる。

現在の仕事についた経緯

大学卒業後、地元の地銀に入社し、法人・個人を問わず多くの方の相談に向き合う中で、「人」と「仕事」が地域の未来を形づくっていることを強く実感しました。一方で、制度や数字だけでは解決できない現場の課題に触れ、より当事者として意思決定に関わりたいという想いが芽生えました。5年間の実務経験を経て、地域に根差した事業を展開する家業である恵泉グループに参画。

現在は介護・保育・飲食・フィットネスなど複数事業に携わり、「人」と「現場」を起点に、働く人と地域の未来につながる企業づくりに挑戦しています。

仕事へのこだわり

私が恵泉グループに参画して一貫して大切にしてきたことは、「その先にいる人を想像すること」です。
目の前の業務や数字だけを見るのではなく、その仕事の先にいる誰かの暮らしや気持ちに、どのような変化をもたらすのかを考えることを、常に意識してきました。
現在、介護・保育・飲食・フィットネスといった異なる現場に携わる中で、事業はあくまで手段であり、本当の目的は「人の人生にどんな価値を届けられるか」だと強く感じるようになりました。サービスの形は違っても、その先にいるのは必ず「人」であり、その人の笑顔や安心、前向きな気持ちにつながってこそ、事業の意味があると考えています。

現在、新しい取り組みや判断を行う際には、「この事業を展開した先に、誰かが笑顔になっている姿を想像できるか」を、必ず自分自身に問いかけています。もちろん、事業を続けていく以上、収益性を考えることは欠かせません。しかし、儲かるからやるのではなく、誰かを笑顔にできるからやるという判断軸を持つことで、自分自身だけでなく、そこで働くスタッフのモチベーションにも大きな影響を与えると感じています。
現場で働く人、サービスを利用する人、そしてそのご家族まで含めて、前向きな変化を思い描けるかどうかを大切な判断基準としながら、「人」と「現場」を起点とした仕事のスタイルを築いてきました。

これからもこの想いを大切にし、地域に必要とされ、信頼され続ける事業と組織づくりに取り組んでいきたいと考えています。

若者へのメッセージ

これからの時代は、正解のない選択の連続です。どんな仕事を選ぶのか、どんな生き方をしたいのか、不安や迷いを感じることも多いと思います。そんなときに大切にしてほしいのは、「自分は何のために働くのか」「誰の役に立ちたいのか」という問いです。自分なりの軸を持つことです。その軸は途中で変わっても構いません。大切なのは、人生の大きな判断をするときに、自分らしい選択ができる軸を持っているかどうかです。

仕事は、ただお金を稼ぐためだけのものではありません。自分の力で誰かの役に立ち、誰かの人生を少しでも明るくできたとき、そこに本当のやりがいや誇りが生まれます。どんなに小さな仕事でも、その先には必ず人がいます。その人の笑顔を想像しながら行動することで、仕事は単なる作業から、自分自身を成長させてくれる大切な経験へと変わっていきます。

失敗を恐れず、たくさん挑戦してください。遠回りに見える経験も、必ず将来の自分の力になります。皆さん一人ひとりの挑戦が、社会をより良くしていく原動力です。自分の可能性を信じて、一歩ずつ前へ進んでください。