現在の仕事についた経緯
私のキャリアは一貫して「現場」から始まっています。飲食業・運送業などで10年以上働き、接客、発注管理、新人教育などを経験してきました。そこで感じたのは、「良い商品やサービスがあっても、伝わらなければ選ばれない」という現実です。
その後、イベント運営や集客の現場に関わる中で、SNSやホームページが“信頼を可視化する装置”になることを実感しました。デザインやWebは目的ではなく手段です。誰の、どんな想いを、どう届けるのか。その整理と設計を行う現在の仕事に辿り着きました。
今はWeb制作・マーケティング支援・イベント企画を通じて、事業者が本来やるべき仕事に集中できる環境づくりをサポートしています。
仕事へのこだわり
私の仕事のスタイルは「答えを与えすぎない」ことです。
新人時代、教育担当として多くの人と関わる中で、手取り足取り教えた人ほど自走できず、考える余白を残した人ほど伸びることを学びました。この経験は今の仕事にも色濃く反映されています。
私は、場は提供するが現場には立ちすぎない。やり方は示すが、手は出しすぎない。この距離感を大切にしています。なぜなら、事業の主役は常にクライアント自身だからです。
Web制作やマーケティングでも同様で、見た目を整えることや流行を追うことが目的ではありません。「この事業は誰の、どんな課題を解決しているのか」「なぜ今、あなたが選ばれる必要があるのか」を言語化し、構造として整理することに力を入れています。
また、短期的な売上だけでなく、継続的に信頼が積み上がる仕組みづくりを重視しています。SNSとホームページを連携させ、安心感と集客を両立させる設計や、イベントを通じたリアルな接点づくりもその一環です。
過去の現場経験があるからこそ、机上の空論ではなく「実際に回るかどうか」を基準に判断します。うまくいかなかった経験や遠回りも含めて、現実的な提案ができること。それが私の仕事への一番のこだわりです。
若者へのメッセージ
私が若い頃は、正解を早く知りたくて、失敗を極端に恐れていました。でも今振り返ると、遠回りや失敗の中でしか身につかない感覚が確実にあります。
大切なのは、「何者かになってから動く」のではなく、「動きながら自分を知る」ことです。小さく始めて、試して、修正する。その繰り返しが、自分なりの軸をつくっていきます。
また、情報が溢れる時代だからこそ、答えをくれる人より「一緒に考えてくれる人」と関わってほしいと思います。すぐに結論を出さなくていい。問いを持ち続けること自体が、価値になる時代です。
スキルや肩書きは後からついてきますが、「誰のために、何のためにやるのか」だけは早い段階で考えてみてください。それが定まると、迷いは減り、行動の質が変わります。
完璧じゃなくていい。うまく話せなくてもいい。自分の言葉で語ろうとする姿勢が、必ず誰かとの縁につながります。焦らず、でも立ち止まりすぎず、一歩ずつ進んでください。

