現在の仕事についた経緯
会社員時代から一貫して、マーケティングや事業づくりの現場に携わってきましたが、成果が出る組織と出ない組織の差は、ノウハウよりも「意思決定の前提」にあると感じるようになりました。
どれだけ優れた戦略でも、組織の状態やリーダーの視座が整っていなければ、実行段階で歪みが生まれます。
そこで私は、施策を“与える”のではなく、経営者やチームが自ら最適解を選び続けられる状態をつくることに価値を置くようになりました。その結果として現在のコンサルティングスタイルに行き着いています。
仕事へのこだわり
私が仕事で最も大切にしているのは、「無理なく、自然に成果が出続ける構造」をつくることです。
会社員時代は、正解を探し、ロジックを磨き、スピードで勝負することに力を注いでいました。しかし経験を重ねるにつれ、短期的な成功の裏には、無理や歪みが蓄積しているケースも多いことに気づきました。
そこで意識するようになったのが、俯瞰すること。個人、組織、市場、時間軸を一段上から眺めることで、「今、何をしないか」「どこまで待つか」という選択が可能になります。
当社のコンサルティングでは、すぐに答えを出すことよりも、問いの質を整えることを重視します。問いが整えば、人も組織も自然に動き出すからです。伴走という言葉よりも、「変化のプロセスをご一緒する」という感覚に近いかもしれません。成果はその先に、必ずついてくると考えています。
若者へのメッセージ
今は「やりたいこと」や「明確な目標」を早く見つけることが良しとされがちですが、わからない時期があること自体は、決して悪いことではありません。むしろ、焦って言語化した答えよりも、まだ名前のついていない違和感や関心のほうが、将来の軸になることも多いと思います。
大切なのは、すぐに答えを出そうとしないことと、自分の感覚を雑に扱わないこと。遠回りに見える時間が、あとから振り返ると一番の資産だった、ということはよくあります。
自分のペースで、自分なりの問いを持ち続けてください。それが結果的に、強いキャリアをつくることにつながると思います。

