現在の仕事についた経緯

2015年にSMBC日興証券へ新卒入社し、大阪あべのハルカス支店と長崎支店で事業法人・公益法人・富裕層を中心に資産運用コンサルティングに従事しました。現場では、顧客のライフステージや事業フェーズに応じた中長期の資産設計を手掛け、海外研修や社長表彰を受けるなど実績を重ねました。一方で、特定商品の販売ノルマや商品供給の制約、定期的な転勤があることから、顧客本位の提案を継続的に行うには現状の組織の枠組みでは難しいと痛感しておりました。
より中立的・独立的な立場で幅広い選択肢から最適解を提示できる仕組みを求め、米国で普及するIFAの考え方に共感して2022年に独立系IFAとしての道を選択。2024年には同じ志を持つ仲間とともに法人を設立し、転勤のない長期担当制とチーム体制で顧客に寄り添う支援体制を整えています。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりは、新人時代から一貫して「常にお客様を起点に物事を考える」という原点にあります。
大手証券会社でのキャリアは、激しく変わる世界情勢をいち早く把握し、実力主義の環境で成長することを求めてスタートしました。優績者として実績を築く中で、短期的な成果や会社都合の商品提案に葛藤を感じたことから、「本当にお客様を起点として考えているのか」と自問自答するようになり、この原点こそが真の金融パートナーとなるための独立という選択につながりました。
現在、金融商品仲介業者として大切にしているのは、「お客様の信頼の対価として手数料をいただく」という商いの原点を決して忘れないことです。目の前のお客様がいてこそ、私たちの商いは成り立っています。そのため、「共に歩む、真の金融パートナー」という理念を胸に、資産運用の成果に最大限コミットすることを責務としています。
また、IFA法人ならではの強みも最大限活かしています。特定の金融機関に属さない中立・独立的な立場を貫くことで、お客様に幅広い選択肢を提供しています。そして、大手証券での豊富な経験を持つメンバーが、転勤のないメリットを活かし、お客様との信頼関係を長期にわたり築きながら責任を持って提案を行っています。
さらに、小規模組織ならではのスピーディーな対応力と柔軟性も強みです。お客様にとって必要なサービスは積極的に取り入れ、資産運用だけでなく、保険、事業承継、税務対策など、総合的な金融パートナーとしての役割を深めることにこだわっています。このスタイルこそが、お客様の資産運用におけるメリットを最大限に引き出す道だと確信しています。

若者へのメッセージ

挑戦を恐れず、誠実さを忘れないこと。これは若い世代へ伝えたいメッセージです。私自身、キャリアの初期には数多くの失敗を経験しましたが、その一つひとつが成長の糧となり、今の自分をつくっています。失敗を避けるよりも、挑戦を重ねることで得られる学びの方がはるかに大きいと感じています。
そして何より伝えたいのは、「好きなことを一つでいいので毎日続けること。それが遠回りに見えて実は一番早い」ということです。
日々の積み重ねでは、目に見える成果がすぐに出ないかもしれません。しかし、継続する力こそが未来を切り拓き、自分自身の信頼と実力を築いていきます。
短期的な成果にとらわれず、信頼を積み重ねる姿勢を大切にしてください。誠実さを基盤にした人間関係は、長期的に自分を支える大きな力になります。さらに、情報や知識を積極的に共有し、仲間と協力することで、個人では成し得ない成果を生み出すことができます。
未来は予測できません。しかし、自らの行動次第で大きく変えることができます。可能性が無限に広がる若いうちこそ、失敗を恐れず挑戦し、自分のスタイルを築いてください。その積み重ねが、必ずあなたのキャリアを輝かせるはずです。