リーダーインタビュー
三浦美砂
一般社団法人 全日本総合占術協会 代表理事 三浦美砂 https://enkiriuranai.com/

Profile

甲子園大学栄養学部栄養学科卒業。大手コンビニの商品開発部に所属し、数々のヒット作品を生み出す。その間にも16歳からデビューした占い師を続け、現在は鑑定師として活躍中。ananなど複数掲載あり。

現在の仕事についた経緯

子供の頃から、周囲の人の心の動きや、まだ見えない未来の「気配」を敏感に感じ取る、特別な感受性を持っていました。それは、私にとって当たり前の感覚でしたが、次第にその力が誰かの役に立つのではないかと考えるようになりました。そしてその力を活かすため、16歳という若さで私は占い師としてデビューしました。

仕事へのこだわり

私はこの仕事を続ける中で、ある確信を持つようになりました。それは「占いの結果は予言ではない」ということです。

もし、占いが変えられない運命を一方的に告げるだけならば、それは相談者の可能性や自由な意志を奪ってしまう、最も無責任な行為だと考えます。
私の仕事は、相談者が人生の航路で立ち止まったときにただ方角を示すことではありません。私が星やカードを通して読み解くのは、「現時点で最も可能性の高いルート」と、そのルートのどこに「あなたの才能が眠っているか」を示す“魂の地図”なのです。

私の鑑定哲学は、「運命は定義されるものではなく、自ら創造するもの」という一点に集約されます。
私は未来を提示しますが断定はしません。その代わりに、現在の状況から派生するA、B、Cという複数の選択肢を明確に提示し、それぞれの選択がもたらすであろう結果を解説します。

鑑定の目的は、相談者が「待ち」の姿勢になることではありません。星やカードが示す課題やチャンスを理解し、自ら舵を取り、困難を乗り越えるための「戦略的な勇気」を与えることです。
私との鑑定が終わった後、相談者は運命の決定書ではなく、自らの力で未来を切り開くための具体的なヒントと、強い決意を手にしているべきです。私は、相談者が運命の主導権を握り、人生を心から楽しめるようになるためのナビゲーターでありたいのです。

16歳でこの道に入り、数多くの人生の岐路に立ち会ってきた経験が、私をこの揺るぎない鑑定哲学へと導きました。相談者の内なる光を見つけ、力強く踏み出すお手伝いをするために、私はこの道を選び続けています。

若者へのメッセージ

今、あなたが抱える漠然とした不安や、目に見えない未来への焦燥感は、あなたのエネルギーが満ちている証拠です。未来は不透明であるからこそ無限の可能性に満ちています。
私が占い師として16歳から多くの人生を見てきた中で、最も確信していることがあります。それは、「だれもが人生の主役に成り得る、自由な人生を作ることができる」ということです。

1.「予言」を信じるな
私の鑑定は決して予言ではありません。もし誰かに「あなたの未来はこうなる」と断定されても、それを真実として受け取らないでください。占いは、固定された未来を教えるものではなく、「現時点での最善の選択肢」を照らす光です。あなたの意志こそが、星の配置さえも上書きする、最大の力を持っています。未来は、今日のあなたの「行動」と「決断」によって、今この瞬間も書き換えられています。

2.「なぜ」を武器にせよ
迷いや失敗に直面したとき、「どうして私だけが」と嘆くのではなく、「なぜ、この経験が私に起きたのだろう?」と問いかけてください。この「なぜ」という内省は、あなたが次に進むべき方向を指し示す羅針盤になります。人生で出会う全ての出来事は、あなたの才能を開花させるためのヒントや、乗り越えるべき課題として存在しているからです。

3.「違和感」を軽視するな
あなたの心の奥底で感じる小さな違和感や直感は、しばしば論理よりも正確な道標となります。世間の常識や他人の期待に流されそうになったとき、一度立ち止まり、その違和感を大切に掘り下げてください。それは、あなたの魂があなた自身に送っている、最も重要なメッセージだからです。

人生は、受け身で流されるものではありません。困難に直面したときこそ、あなたは運命の主役となり、未来という名のキャンバスに、最も鮮やかな色を塗ることができます。あなたの無限の可能性を信じ、大胆に自らの人生を創造していってください。