リーダーインタビュー
伊藤大輝
株式会社カンゲンエージェント 代表取締役 伊藤大輝 https://kangen-agent.com/

Profile

新卒で株式会社オープンハウスに入社。不動産営業として活躍。5年間で200件以上の家を販売し、年間約1.5億円の手数料売上を記録。
その後独立し、不動産業と並行して営業代行事業を展開。株式会社リクルートの新規プロジェクトでギネス記録を達成。
エンジニアとの協業を通じてSES業界の構造的問題に直面したことをきっかけに、2024年1月、株式会社カンゲンエージェントを設立。
現在、高還元率SES事業、ITソリューション事業、自社プロダクト開発など多方面で事業を展開中。

現在の仕事についた経緯

独立後、SESの多重下請け構造による中抜きの実態を知りました。そしてお客様もエンジニアも不幸になるこの構造に強い違和感を覚え、皆が報われる仕組みを作りたいと決意しました。
不動産業界で培った営業力と、DXによる業界変革を目の当たりにした経験を活かし、エンジニアが正当に評価され報われる環境を提供するため、カンゲンエージェントを設立しました。

仕事へのこだわり

「やれるまでやる」をモットーにしております。
今思えば、社会人1年目は本当に大変でした。怒涛の日々の中で次々と辞めていく同期、自分も何度も辞めたいと思い、出社拒否をしたこともありました。
それでも辞めなかったのは、高校時代にサッカーを途中で諦めてしまった後悔があったからです。レギュラーになるための努力から逃げた自分への後悔が心の中にずっとあり、「ここで諦めたらまた同じ後悔をする。もう逃げたくない。」という思いで1年間やり遂げました。
2年目に入ると状況が一変しました。成績がリセットされ、任される業務も増え、みるみると数字が上がりました。厳しい指導のおかげで、自分でも気づかないうちに実力がついていたのです。できることが増え、数字も上がり、収入も上がる。仕事がどんどん楽しくなっていきました。私は、「やる気さえあれば稼げる環境」の重要性と、「努力が正当に評価される仕組み」の価値を学びました。
現在は、自身の経験を活かし、“頑張りが正当に評価される仕組み”をIT業界にも広めようと尽力しています。エンジニアの価値が適切に評価され、報酬に反映される環境を作ることが、カンゲンエージェントの核となる理念です。

若者へのメッセージ

高校時代にサッカーから逃げてしまい、その後悔を長く引きずっていました。社会人になってからも毎日が地獄のような日々で、何度も逃げたいと思いました。それでもそこで逃げずに踏みとどまった経験が、今の自分を作っています。
大切なのは、やる気さえあれば報われる環境を選ぶことです。そして一度決めたら、簡単に諦めないこと。最初はうまくいかなくても、継続することで必ず道は開けると確信しています。私も1年目は同期の中で圧倒的にビリでしたが、2年目には大きく成長できました。
若いうちは失敗を恐れずにチャレンジしてほしいです。「逃げる」と「チャレンジする」は違います。本気で打ち込める何かを見つけ、努力し続けましょう。自分の力が正当に評価される環境を見極めることも大切です。
「やる気」に応えてくれる会社や仕事を選べば、必ず未来は開けます。一緒に頑張りましょう!