現在の仕事についた経緯
私がこの仕事を選んだ原点は、土木会社を経営していた父の存在です。小学校から野球に打ち込み、プロを夢見た中学時代は今でも宝物ですが、結果として夢は叶いませんでした。進路に迷っていた16歳のとき、父の「働いてみるか」という一言をきっかけにこの業界に入りました。
高校や大学生活とは無縁のまま、右も左も分からず必死に働く毎日。17歳のある日、泥まみれの作業服でコンビニ前に座り込んでいた私を、同年代の若者が鼻で笑ったことがありました。その悔しさは今も忘れません。「絶対に見返す。この業界で成り上がる。」と誓ったあの日の覚悟が、今も私の胸の中で燃え続けています。
仕事へのこだわり
私は昔から負けず嫌いで、「やるなら一番」を常に自分に課してきました。この業界に入ってもその姿勢は変わらず、誰より早く現場に入り、休憩時間を削って練習し、仕事後は遅くまで勉強をする——そんな日々を積み重ねてきました。
資格や免許も必要と感じたら次々と自費で取得しました。父がその努力を認めてくれたことが、さらに自分を突き動かしてくれました。
未熟だった頃からついてきてくれた従業員や仲間のおかげで会社も成長しましたが、私はまだ道の途中だと思っています。あの頃の貪欲さを忘れず、これからも仲間と共に上を目指して挑み続けていきます。
若者へのメッセージ
今の世の中はネットやAIが大きく進化し、情報も選択肢も無限にあります。しかし私は、「どれだけ時代が変わっても、人の心はAIには超えられない」と思っています。
人は、会って、話して、感情を交わし、絆を深める生き物です。苦しいときに手を差し伸べてくれるのはネットでもAIでもなく、人そのもの。だからこそ、情報に流されず、自分で考え、自分の人生を選んでほしい。そして“人とのつながり”や“思いやり”を大切にしてほしいと思います。
私がここまで来られたのも、ご縁や出会いに支えられてきたからです。これからの皆さんの人生が、温かなつながりと良き出会いに満ちたものになることを、心から願っています。

