リーダーインタビュー
長平優花
イワサキフーズ株式会社 取締役 社長 長平優花 https://iwasaki-foods.jp/

Profile

1994年生まれ、大阪府出身。学生時代はソフトボールに打ち込み、高校卒業後は実業団に所属。
2017年、イワサキフーズ株式会社に入社。未経験ながら“うどん屋をゼロから立ち上げよ”というミッションを託され、店舗開発からブランド構築まで一貫して手掛ける。
2019年、25歳で取締役社長に就任。黒毛和牛の卸事業・焼肉店・うどん業態を展開し、接客・調理・教育のすべてにおいて「人の感性を育てる現場づくり」を重視している。
若手育成や地域連携にも力を注ぎ、「命を余すことなくいただく」という理念のもと、食の感動と命の尊さを伝えながら、講演や研修を通じて“人の可能性を引き出す活動”を続けている。

現在の仕事についた経緯

学生時代はソフトボールに打ち込み、卒業後は実業団に所属しました。
その後、「経営を学びたい」と思い立ち、社長が多く集まるホテルのパーソナルジムに勤務しました。
日々の出会いを通じて、“人の力になれる仕事”こそが自分の原点だと気づきました。
そこで出会った創業者・岩崎幹永氏の「食を通して人を幸せにしたい」という想いに深く共感し、イワサキフーズに入社しました。
そして未経験ながら、うどん事業の立ち上げを任され、ゼロから挑戦しました。
その経験が、今の自分の原点となり、経営のすべての基盤になっています。

仕事へのこだわり

私の仕事の原点は、「感動は現場にある」という信念です。
新人時代から、接客・仕込み・掃除といった一つひとつの行動に、“人の心を動かす力”があると感じてきました。効率や売上を追うよりも、「人がどう感じるか」「どう成長するか」を軸に、人を育てる経営を続けています。

私のSTYLEは、“問いかけの経営”です。
スタッフに「どうすればお客様がもっと喜ぶ?」「自分ならどう動く?」と問いかけ、考える力と行動する力を育てています。なぜなら想像を超える発想は感動をもたらすからです。
言われたことをするだけではなく、相手の期待を超える提案や行動ができた瞬間に、人の心は大きく動きます。そしてその感動こそが、仕事の喜びであり、チームを強くする原動力だと感じています。

もう一つの軸は、“命と向き合う飲食の在り方”です。
「牛の命をまるごといただく」というこの事業を通して、命の重みや循環の尊さを伝えていきたい。また、食を通して、“いただきます”の意味が変わるような体験を、もっと多くの人に届けたいと思っています。

これからも、「挑戦を恐れず、感性で動ける人を育てる」ことを大切にしながら、食の世界を通して“人の生き方を豊かにする経営”を続けていきたいです。

若者へのメッセージ

正解のない時代だからこそ、迷っていいし、失敗していいと思います。
私自身も、何度も悩み、立ち止まりながら道をつくってきました。
でも、そのたびに感じたのは「動いた人にしか見えない景色がある」ということです。

今の自分にできることを精一杯やると、不思議と次の扉が開きます。
チャンスは誰かがくれるものではなく、自分の“挑戦する姿勢”が呼び寄せるものです。

もし壁にぶつかった時は、「なぜ始めたのか」を思い出してほしいと思います。
“初心”の中には、必ず“情熱の種”があるはずです。
そして、完璧を求めるよりも、「やりながら成長する自分」を信じてください。

あなたの歩幅で進んでいい。その一歩が、やがて誰かの希望になります。
私はこれからも、そんな挑戦する若者たちを心から応援していきます。