現在の仕事についた経緯
日本ビクター時代に経験した社内ベンチャーを通じて、「自分の手で事業を立ち上げたい」という思いが芽生えていました。
人生を賭けて打ち込めるものを探していたときに、偶然フライヤーの研究開発に誘われ、その未知の可能性に惹かれて参画しました。事業は途中で頓挫しましたが、「この領域には未来がある」という確信は残りました。
「本格的に研究開発を行えば、これまでの常識を覆す製品を生み出せる」そう信じて独自研究を開始。蓄積した知見をもとに、まったく新しい原理のフライヤーを完成させ、クールフライヤー株式会社を設立しました。
仕事へのこだわり
営業時代に学んだのは、「相手の言葉の奥にある目的を聴くこと」でした。「明示された要求に応えるだけでなく、本人がまだ気づいていない価値を提案する」それが信頼を生み、成果につながってきました。
その後は営業企画、技術企画、商品開発、研究までを幅広く経験。現場感覚と経営視点を両立させることを常に意識してきました。
1993年、アメリカのゴア副大統領が「情報スーパーハイウェイ」構想を発表した際、私はそれを脅威ではなくチャンスだと感じ、ネットワーク事業を提案しました。すぐには理解を得られませんでしたが、自らの仮説を信じて行動した経験は、今も私の原点です。
クールフライヤーの開発にも、その経験が生きています。
技術であれ事業であれ、中長期の視点で未来を見据え、現象の裏にある原理を探り、“当たり前”を問い直す。単なる改良ではなく、“仕組みの根幹から見直すこと”、そこにこそ社会を変える力があると信じています。
耳を傾け、考え抜き、形にする。その地道なプロセスの先に、新しい価値が生まれると思っています。
メッセージ
私自身、まだ挑戦の途中ですが、会社人生と起業を通じて感じるのは、「考える力」と「行動する勇気」、そして「仲間づくり」が何より大切だということです。
考えすぎると一歩を踏み出せず、勢いだけでは壁にぶつかり、一人ではその壁を越えられない。だからこそ、観察し、仮説を立て、試してまた考える。そのサイクルを仲間と続けていくことが、挑戦を形にする道だと思います。
もし、私たちと共に世界に羽ばたく挑戦をしたい方がいれば、ぜひクールフライヤーの扉を叩いてください。
挑戦は、若者だけの特権ではありません。私自身、50代での起業でしたが、経験と視野がある分、リスクは小さく、むしろ現実的でした。
年齢を問わず、意欲ある人が挑戦できる社会をつくること。それこそが、これからの日本に必要だと思います。
挑戦のタイミングは「いつだって“今”」です。

