現在の仕事についた経緯
学生時代、出身である高知県へ帰省した際、高齢化や少子化、若者の流出に伴う人口の減少、商店街や繁華街の過疎化を目の当たりにし、明らかに自分が育った街が衰退していると感じました。これが日本各地でも起こっているのだと想像すると強い危機感を覚え、「日本はこのままでは危ない」と思いました。
これから日本が世界をリードできる分野は何かと考えたとき、日本の強みである「ものづくり」が思い浮かびました。これを国内、さらには世界へと届ける手段の一つはECであると考え、日本企業のEC事業支援の仕事を選択しました。
仕事へのこだわり
私の仕事でのこだわりは、「自分が提供した価値の差分を考える」「圧倒的にGiverである」「自分に嘘をつかない」の3つです。これは社内メンバーにも常々伝えています。
「自分が提供した価値の差分」とは、仕事で生み出した価値のうち、“自分でないと生み出せなかった価値はどれぐらいあるのか”を考えるということです。
どの実績の中にも、“だれがやっても見込めた成果”というものが含まれていると思います。
私は、「自分がやったからこれぐらい高められた、良い結果を生み出せた。」と語れるような成果をどれだけ出すかを意識してきました。
これがビジネスパーソンとしての本質的な価値であると考えています。
「圧倒的にGiverである」に関しては、相手が喜ぶことは何か、自分はどれだけの価値提供ができているか、どれだけ周りの人間に良い影響を与えられているか、を常に考えています。仕事における報酬もこの先にあり、提供した価値に応じた報酬をいただくことが本質だと捉えています。
また、「自分に噓をつかない」ことを大切にし、新卒時代から常に自分自身に目標を課すようにしていました。
与えられた目標にただ従うのではなく、目標の高さや難易度に一喜一憂するのでもなく、常に「今の自分にできる100%を出せているか」と自分と対話しながら取り組んできました。
そうした姿勢を続けることで、やるべきことがクリアになり、時に苦しい状況や臆する場面でも、「これまでやってきた」という事実が自分を支えてくれます。
若者へのメッセージ
自分の人生の目的は何かを考え、それに向かってチャレンジをして欲しいと思います。
自分で設定するゴールに良い・悪いはありません。大切なのは、自分の設定したゴールに向かって一歩ずつ進むことです。
もし、誰かや社会に良い影響を与えたいと考えるのであれば、次のことを若い時から意識しておくと良いでしょう。
10代から20代前半までは、行動・考え方そのものが評価され、いわば“ポテンシャルの点数”が加算されます。
しかし、25~30歳頃になると、「それでどんな結果を出したのか」という成果が問われるようになります。
そして30代では、どれだけスキルや経験を積み重ねているか、40代ではどれだけ人脈を築き周囲に影響を与えられる存在になっているかが問われるようになるのです。
私もチャレンジの真っ最中ですので、毎日これらを意識しています。若いうちにこれらが頭に入っておくと、日々の自分の行動が変わるはずです。

