現在の仕事についた経緯
教育学部の卒業直前に、内定をもらっていた税理士事務所から内定取り消しの連絡をもらい、公認会計士を目指すことを決意しました。
2年間の猶予を家族から取り付け、2年で当時の公認会計士第二次試験に合格して、現在に至ります。
仕事へのこだわり
私は当時の公認会計士第二次試験合格後、大手監査法人ではなく設立されて6年目の監査法人コスモスに入所しました。この時から、私の目標は、大手に所属する公認会計士に「負けない存在になる」というものでした。
監査法人コスモスに入所後、IPO業務や監査業務に少ないながらも携わり、税務や組織再編など各種財務コンサルティングを経験しました。環境ISOの審査員にもなり、中小企業の経営そのものや経営の仕組みづくりに取り組む中で、公認会計士として、本当の意味でマネジメントに精通した、会計監査の職業会計人を超えた真のプロフェッショナルを目指して活動してきました。
この活動の中で一貫していたスタイルは、「挑戦」です。誰かに教えてもらうのではなく、主体的に自ら学び、自ら現場に飛び込んでいくという姿勢が、現在の私のプロフェッショナル・スタイルに結びついていると感じています。
公認会計士業界の若い専門家の方へ
現在の会計監査業務を経験しながら、公認会計士として、プロフェッショナルとしての生き方やあり方に迷いや疑問があり、「何のために」「誰のために」自分が公認会計士であるのかに疑問を感じているようでしたら、是非、全国企業の99.7%を占める中小中堅企業への貢献について考えてください。
彼らは成長、信用創造、事業承継など多くの経営課題に直面しています。これらの課題は彼らに上場してもらうことですべて解決します。上場会社を監査することは公認会計士に認められた独占業務であり、この領域で日本経済や日本国民を支える多くの中小企業を「価値ある存在」に引き上げることができます。
これができるのは公認会計士の皆さんだけです。共に成長し、貢献の領域を生きていきましょう。

