リーダーインタビュー
常塚晃汰
株式会社ムルーデル 代表取締役 常塚晃汰 https://muruudul-japan.jp/

Profile

小学生から野球に打ち込み、びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部を卒業。新卒で業界トップの不動産会社に入社し、住宅営業に従事。
その後、上場企業の人材紹介会社に転職し、CA・RA業務に従事。営業職で培った経験を基に、2023年3月に旧社名・株式会社タレントキャリアを設立。
2025年9月に社名を株式会社ムルーデルに変更し、人材領域を中心とした事業展開をしている。

現在の仕事についた経緯

私は、採用を通じて日本の未来を創ることこそ、自らが果たすべき使命だと考え、現職に至りました。
失われた30年と呼ばれる経済停滞の中、多くの人は環境のせいにして行動を止めがちです。しかし、未来を切り拓くのは、目の前の仕事に本気で向き合う一人ひとりの意欲です。若手人材の可能性を引き出し、企業の発展を通じて社会を前進させることが、私の原動力です。
また、人口減少に伴う外国人材の採用にも着目しています。海外で直接対話を重ねる中で、日本で長く貢献したいという真摯な志に触れ、彼らを支援するオンラインスクールと就職支援を開始しました。すべては、採用を通じて日本をより良くするという一貫した信念に基づいています。

仕事へのこだわり

私の仕事に対するこだわりは、「思考を止めず、本質的な価値を提供すること」にあります。
新人時代、住宅営業としてキャリアを始めた当初の私は、“営業=物を売ること”だと考え、如何に家を売るかという点ばかりに意識が向いていました。しかし、結果は思うように出ず、その経験を通じて思考の枠組みを変える必要性を痛感しました。

それ以来、目の前の人に対して「自分が本当にできることは何か」「どうすれば相手に喜んでもらえるか」を常に問い続けるようになりました。その思考の切り替えにより、単に売るだけでなく、提供価値を広げる行動が可能となり、結果として思考力と人間力が大きく磨かれました。
この姿勢は、住宅営業時代のみならず、現在の採用や人材支援の仕事においても変わることはありません。求職者やクライアントに対して提供できる付加価値は何かを常に考え続けています。

このスタイルを実践して8年が経過し、思考力を軸とした行動が自然に習慣化しました。その結果、周囲から信頼され、共感してくれる人が増え、チームとしても大きな成果につながっています。
私は、ワークライフバランスを「手を抜くこと」と捉えるのではなく、「限られた時間で最大限に考え、全力で働くことで、仕事も生活も充実させること」と定義しています。その実現には単なる根性や明るさではなく、思考力こそが不可欠であり、これこそが現代のビジネス環境で生き抜くための最も重要な力だと考えています。

若者へのメッセージ

20代は人生の基盤を作る非常に重要な時期です。この時期に何を考え、どのように行動するかで、30代以降の可能性が大きく変わります。若さゆえに「まだ時間はある」と甘えがちですが、そこで手を抜いた人が後に「もっとやっておけばよかった」と後悔する姿を多く見てきました。
私も今年30歳になりましたが、20代で必死に挑戦してきたからこそ、今できる仕事と環境があります。夢を持つことは大切ですが、夢は見るだけでは意味がありません。行動し、努力し、現実に変えていくものです。もし夢がまだ見つかっていなければ、探すために動き続けてください。
弊社では、あなたが本気で仕事に向き合い、夢中になれる環境を提供します。しかしながら、挑戦するかどうか、行動するかどうかはあなた自身の選択です。私は諦めない人を決して諦めません。共に夢を追い、壁を乗り越え、目標を現実に変えていきましょう。