リーダーインタビュー
青山毅
CANARI株式会社 取締役 青山毅 https://canari-e.com/

Profile

大学卒業後、新卒で遊技機(パチンコ・パチスロ)の部品メーカーに就職し、約8年間勤務。その後ディスプレイデザインの企業に転職し、5年後の2023年8月に代表の草木と共にCANARI株式会社を設立。
BtoBを主軸としたデザイン業を行う傍ら、前職在職中に副業として行っていたボードゲームデザインも本格的な事業として始動。クラウドファンディングで1000万円以上を集めることに成功し、海外へのローカライズなども含めて多角的に活動中。

現在の仕事についた経緯

様々なきっかけから前職で同僚だった現代表の草木との話が良い方向に膨らみ、期待と不安が入り混じるなか前職を退職し、一念発起してCANARIを設立しました。
元々何か新しいことをやってみたいというマインドが2人とも強く、前職から学んだことを活かしながら積極的に新しいことにもチャレンジし、自分たちだけにしかできないことを模索しながら日々楽しく業務に励んでいます。

仕事へのこだわり

デザインには明確な答えがなく、全員にとっての100点が存在しない仕事です。自分にとっての100点が相手にとっての30点になる可能性があることを自覚し、そうならないためにとことん頭と気を遣う必要があることを意識しながら仕事に取り組んでいます。
“デザイン”という言葉に含まれるが故に「絵を描くこと以外の意味」が希薄になりがちですが、これをしっかりと考え、“相手にとっての100点を目指すために何をすべきか”を大切にして仕事をするように心がけています。

若者へのメッセージ

私の座右の銘である「影響の輪」は、有名な著書の引用です。私はこの言葉をきっかけに考え方が大きく変わりました。
「影響の輪」は「自分が影響を与えることのできる事柄」を指します。「影響の輪」の対になる「関心の輪」は「自分が関心を持っても変えられない事柄」です。
若い頃は「関心の輪」を意識してしまうことが多いです。例えば、だれかの行動が気になったり、それがきっかけで口論になったり…。心当たりのある人は多いと思います。
「その時間が本当に必要か?」という俯瞰的な目線を持ち、自分の行動で周りに影響を与えることのできる「影響の輪」が重要であることを意識すると、世界が変わります。
自分の思い通りにならずにモヤモヤし、ストレスを感じている方は、「影響の輪」を意識して考え方や行動を変えてみてはどうでしょう。