リーダーインタビュー
栗下聖史
株式会社Hopith 代表取締役 栗下聖史 https://www.hopith.co.jp/

Profile

東京経済大学経済学部卒業。新卒で福祉関係職に入社。その後、社会福祉協議会での勤務を経てIT企業に転職。システムエンジニアとして勤務した後、2023年に株式会社Hopithを設立し、Web制作等の事業を行う。2024年に新事業として就労継続支援B型事業を開始し、障害や病気を持った方々にもWeb制作等ができるよう、様々な取り組みを行っている。

現在の仕事についた経緯

引きこもりの方や精神疾患、障害を抱えている方が一般企業に就職しても続かないという問題があることを知りました。その時、WebやIT分野の仕事ができる環境や働き方を作ることが出来れば、無理なく仕事を続けられ、一人一人の能力が発揮できるのではないかと考え、現在の事業を始めました。

仕事へのこだわり

新人時代から今も変わっていないかもしれませんが、“この人は仕事ができるな”と思う人のやり方をとにかく真似して、一度自分でやってみるということはよくしています。真似から始めて応用を利かせられるようになれば、それは立派なオリジナルだと思いますし、自分のやり方を確立する1番の近道でもあるのかなと。
また、わからないところや疑問に感じたことはすぐに聞くことも大事だと思っています。真似をしてみる上での疑問点を確認するという、自分の中でのベースを持っていれば、何がわからないのかわからない、何を聞きたいのかわからないという状況にもならず、トライアンドエラーを繰り返しやすいと思います。

若者へのメッセージ

アドバイスなどができるほど自分は優れた人ではありません。「悩んでいることがあれば、気軽に連絡をくれたら相談にのることぐらいはいつでもするよ!」と言うことしか僕にできることはありません。
しかし実はこれ、僕だけではなくて、身の回りにいる人はみんな意外と快く相談にのってくれるものだと思います。そこで言われたことが納得いかなければ他の人に相談してみればいいと思いますし、そうやって多くの人の意見を吸収できることは、(直接的な解決には繋がらないかもしれないけど)間接的に成長できる種になると思います。
ネットでもリアルでも多くの人の意見を見聞きできる社会になっているからこそ、聞いた上で自分はどうなのかという芯を持つことができれば、どんなことをやっていくにしても成果は残していけるでしょう。
最後に、芯というのは立ち向かっていく強さだけではなく、遠ざかる強さもあると思います。心と身体の健康を第一に考え、自由に思いきった挑戦をしてみてほしいです。