現在の仕事についた経緯
日本企業はグローバルに評価される高い技術力やサービス力を持ちながら、DXの遅れによる競争力の低下を肌で感じるようになってきました。世界では、DXの次としてAIの波が来ており、AI化によるインパクトはDXの数倍といわれています。
このタイミングで乗り遅れてはさらに世界と差が開いてしまう。そして、日本社会をより良くしていくためには、多くの日本企業をAI化の波に乗せていく必要がある、そう感じてみんなのAIを創業しました。
仕事へのこだわり
前職でCTO(技術担当役員)を務めていた頃、私は自らの技術力に強い自信を持ち、技術力を重視した経営とマネジメントを行っていました。しかし、その結果、部下のソフト面での成長を妨げてしまったり、お客様への事業成果よりも技術的な正しさを追求したりしていまい、多くの失敗を経験しました。20代後半に差し掛かり、ビジネスマンとして伸び悩んでいた時期でした。
そんな時、ある重要なことに気付きました。それは、私が尊敬する業績を残した経営者の先輩方は皆、人間性にも優れていて、話す相手を清々しい気持ちにさせる器の持ち主であるということです。
この気付きをきっかけに、私は技術力だけでなく人間力を高めるための勉強を始めました。すると徐々に、人を中心に据えた経営を心がけることができるようになり、お客様への価値貢献に対する姿勢も変化していきました。
現在、みんなのAIでは、全従業員の物心両面の豊かさとお客様の成功を第一に考えた経営を行うと決めています。その目標を達成するために、妥協せず「当たり前」を徹底してやり抜く姿勢を貫いています。
若者へのメッセージ
AI活用の領域は、全く新しい市場です。そして、挑戦の連続である一方、無限の成功の可能性を秘めているフロンティアです。
その成功を実現するのは、技術だけではなく、それを活用する人の力です。新しい市場には若者にとって、多くの挑戦と成功の機会があります。ぜひたくさんの挑戦と成長を味わって、より良い社会を共に作っていきましよう。皆さんの活躍を期待しています。