現在の仕事についた経緯
学生時代から塾講師や家庭教師をしていました。他にも多くのアルバイトを経験しましたがなかなか続かず、そんな中“教える仕事”だけはやりがいを持って続けることができました。
自身の受験経験や、悩みながらも乗り越えた経験を通じ、同じように困っている人の力になりたい、人生を支える仕事がしたいと思うようになりました。
市役所・警察・消防などの合格実績を持つ、シェア1位のオンライン予備校「FFS消防士ゼミナール」のサポートを行い、代表・平本一星の元で「公務員合格CAMPUS」を立ち上げました。
仕事へのこだわり
「不安のとなりに立ち続ける。」それが、私のスタイルです。
公務員試験は難関であり、しかも毎年、試験形式や出題傾向が変化します。合格までの道のりは決して平坦ではなく、その分、受験生が抱える悩みや葛藤も大きなものになります。そのため私は常に、ユーザーの声や自分の原体験に耳を傾け、寄り添うことでサービスに取り入れながら歩んできました。
また予備校を探している受験生の観点から見ると、公務員予備校の業界では、実際に受験経験のない講師が教えているケースも少なくありません。
私はそれに違和感を抱き、もし自分が受験生だったら「どんな人がどんな想いで運営しているのか」が見える予備校に通いたいと考えました。
そこで、自らが顔を出し、想いを直接届ける手段としてYouTubeを始めました。
「難しそう」「続けられないかも」と感じていた当初の不安は、入会してくれた生徒さんからの「動画を見て勇気が出ました」という声で払拭されました。
自分の想いがきちんと届いていることを実感し、今ではYouTube投稿が私にとっても大きなモチベーション源になっています。9割以上の生徒さんがYouTubeをきっかけに「公務員合格CAMPUS」を知ってくださっています。
私が日々意識していることは、“かつて自分が欲しかったサービスを作る”ことです。
仕事と試験勉強の両立で疲れ切っていた当時、公務員のYouTubeチャンネルはスーツ姿の男性が淡々と話す動画が多い傾向にあり、あまり親しみが感じられませんでした。
そこで「公務員合格CAMPUS」では、ポップな色使いやテンポのよい編集を取り入れ、合格者と対策法を明るく解説するなど、動画でも前向きな気持ちになれるよう工夫しています。
また、孤独に1人で頑張るのではなく、「仲間と一緒に成長できるコミュニティ」を作ることにもこだわってきました。受験生同士が繋がり、支え合えるコミュニティは、「公務員合格CAMPUS」ならではの強みです。
私のこだわりは、「自分が救われたかった場所」をつくることにあります。
若者へのメッセージ
キャリアに迷ったとき、私はこう考えるようにしています。
「自分はどんなことで、人の役に立てるだろうか?」
新卒で入社した大手企業も、公務員も、安定していて素晴らしい仕事でした。
しかし、“同じ時間を使って働くなら、より多くの人の人生に関われる道を選びたい”という想いが強くなり、思いきって独立を決意しました。
もちろん、不安もたくさんありました。スキルも経験も足りないと感じていました。
それでも行動してみてわかったのは、「できるようになってから始める」のではなく、「始めたからできるようになる」こともある、ということです。必要なことは、熱中しているうちに自然と身に付きます。
働く場所が変われば、出会える人も、救える人も変わります。
私もまだまだ小さな存在ですが、皆さんのチャレンジを応援しています。
自分にできる1歩をまずは進んでみてください。
きっと、あなたにしかできない貢献の形があります。
お互い頑張りましょう!