現在の仕事についた経緯
高校2年生の終わり、バイク事故で首の骨を折り、約1ヶ月間昏睡状態となりました。目を覚ましたとき、医師からは「もう首から下は一生動かず、感覚も戻らない。運が良くても車椅子での生活になるだろう。」と告げられました。
当時、人生をかけて取り組んでいたダンスを踊ることができなくなった現実は非常に大きな喪失でしたが、それでも「何かしらの形でダンスに関わり続けたい」という強い思いがありました。その思いからデザインに興味を持ち、表現の手段としてのデザインにのめり込むようになりました。
その後、自然な流れでカメラに触れ、映像制作へと活動の幅を広げていき、今の仕事に辿り着きました。
仕事へのこだわり
とにかく愛を持って取り組めない仕事はしない!
お客様もその事業に愛を持っていなければ良いものは生まれないですし、自分自身も愛を持って取り組めない仕事は良いものを生み出せないと思っています。
愛を持っていれば、苦しくても楽しみながらお客様のことを考え、寄り添って良い仕事ができると思っていますし、実際今までそうでした。
世の中、愛がすべてだと年々強く思っています。
若者へのメッセージ
周りに流されず、自分で選んだ道を、どうか大切に進んでください。
自分が一番自分のことを信じてあげてください。
周りの人を裏切らず、傷つけず、見返りを求めずに愛をたくさん注いであげてください。
その愛はいつか自分に必ず返ってきます。
特に、昨今はSNSで特定の個人がわかるようにメンションや引用をして傷つけたり、嫌な思いをさせたりするような場面を多く見かけますが、そのようなことをする人に絶対にならないでください。
そして努力をすることをかっこ悪い、恥ずかしいなんて思わないで欲しい。
努力は必ず報われるなんてことはない。
でも、努力をしていないと、掴み取れた理想も掴み取りにくくなる。
夢を持って、愛を持って、周りの人と自分を愛して生きていってください。