リーダーインタビュー
須藤定夢
株式会社オプティカルフォース 代表取締役 千葉工業大学先進工学部 非常勤講師 須藤定夢 http://www.opticalforce.co.jp/

Profile

二十歳の頃、映像製作プロダクションにアルバイトで入社。その後いくつかのポストプロダクション、CGプロダクションを経て、専門学校と大学で講師を歴任。映像制作に関連する著書(共著)、論文も有り。47歳で大学院に修学、50歳で修了。それと同時に起業。現在に至る。

現在の仕事についた経緯

学生時代にアルバイトを探していたところ、当時の先生から紹介され、銀座のポストプロダクションに入りました。そこでミュージックビデオ、CM、ライブなどの編集や映像VFXを体得し、いつの間にか本職になっていました。
当時、著名な映像クリエイターの高城剛と組んで、いくつものプロモーションビデオの制作などにも参加しました。

仕事へのこだわり

「いただいた仕事は請ける」ということです。この頃の若い人達は、これはやりたくない、あれがやりたいなど、贅沢ですね。新卒からプロになって10年も経っていない人達が言っているのを聞くと、「プロって何?」と問いたくなります。それでいて高い収入を欲しがるのは、私のような昭和のおっさんには意味が分かりません。
仕事を選びたいなら、会社員や固定給狙いではなく、(この業界であれば)フリーランスになるべきですが、営業力の無い人は結局フリーランスになれません。
どのような業界でも、仕事があるのは幸せなことだと思います。生成AIがこんなに凄まじい勢いで進化しているのを目の当たりにすると、仕事を選んでいる人が一番最初に仕事を失うのではないか?と感じています。

若者へのメッセージ

何事も腹を括ってやりなさい。あれはやりたくないだの、これが良いだの言わないこと。
隣の芝は青く見えるのは仕方がないですが、同じ業界に長くいれば、絶対にスキルアップに繋がります。
周りが勝手に辞めていくので、それがチャンスだと思ってください。やはり、継続は力なのです。