リーダーインタビュー
吉川友二
株式会社Vound 代表取締役 吉川友二 https://www.vound-jp.com/

Profile

高校卒業後、自動車教習所での教習指導員やゴルフインストラクターとして教育業に従事。人と向き合い、人の能力や可能性を引き出すという経験を積んだ後、個人事業主として店舗経営に転身。複数店舗の経営・運営を成功させ、全事業をバイアウト。その後は複数のベンチャー企業立ち上げにも参画し、事業構築や組織づくりに携わる中で、より本質的に“人と企業の成長”に関わる仕事を志すようになる。2025年に株式会社Voundを設立し、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

高卒で社会に出てから、教育業、店舗経営、そして複数のベンチャー参画と、多様な働き方を経験しました。そうした中で実感したのは、「人は働く環境で驚くほどに変化する」ということ、そして「個性や強みが活かされた時、企業も人も最大限に力を発揮する」ということです。
私は“人の成長”に関わる経験を重ねる中で、もっと多くの人の可能性を引き出したいという想いが芽生えました。しかし現実には、自分の強みを発揮できずに埋もれてしまっている人も少なくありません。
だからこそ、埋もれている“人の可能性”を引き出し、成長の舞台を提供する。そして全ての個性に活躍の場がある社会を創りたい。そんな想いからVoundを設立しました。

仕事へのこだわり

私の仕事の原点は、「現場で人と向き合い、行動から学ぶ」という姿勢にあります。
教習指導員やゴルフインストラクターとして教育の現場に立っていた頃、マニュアル通りに教えてもうまく伝わらない場面に多く直面しました。
その経験から、人にはそれぞれ異なる受け取り方や成長スピードがある事に気づきました。そして成果を出すために大切なのは、画一的な指導や管理ではなく、目の前の相手の個性を見抜き、その人に合った関わり方をすることだと学びました。

その後、店舗経営やベンチャー企業の立ち上げにも携わる中で、常に「現場を観察する」「人の声に耳を傾ける」「まず自分が動く」というスタンスを大切にしてきました。人の力を信じているからこそ、一人ひとりが力を発揮できる環境や関係性を整えることにも力を注いできました。

もちろん、数字や成果を追うこともビジネスにおいて欠かせません。しかしそれ以上に私が重視しているのは、「人がその場でどう輝けるか」を考え抜くことです。人の可能性を引き出し、個性が活かされた時、組織は本当の意味で強くなれると信じています。

そうした想いからVoundを設立し、「人と企業の可能性を最大化する」ことをミッションに掲げました。どんな肩書きがあるかではなく、その人がどんな個性を持ち、どんな場で輝けるのかに注目する。誰もが主役になれる社会をつくるために、これからも仕事に真摯に向き合い続けていきます。

今はまだ目立たないけれど、日々努力を続けている人。自分の力に気づけていない人。そんな人たちにこそ光を当て、成長の機会を提供していきたい。
“個性ベース”の支援こそ、私が最も大切にしている働き方であり、これからも変わることのない、私の仕事へのこだわりです。

若者へのメッセージ

社会に出ると、「自分には何ができるのか」「何が向いているのか」と迷う瞬間が必ず訪れます。私も最初から明確なビジョンがあったわけではありません。
ただ、どんな仕事にも必ず「出会い」と「挑戦の機会」があります。私は目の前の人と真剣に向き合うことを繰り返す中で、自分のスタイルや信念を少しずつ見つけてきました。

だからこそ「自信がない」「何をしたいか分からない」と悩んでいる人には、焦らなくていいと伝えたいです。どんな経験でも全力で取り組むこと。それが必ず自分の強みになります。

そして何より、自分の個性を否定しないでください。どんな人にも強みはあります。ただ、それが今の職場や環境では見えていないだけかもしれません。あなたを正しく評価し、あなたらしく輝ける場所は必ずあります。「こうあるべき」に縛られるのではなく、「自分らしく働ける環境」を自分の意思で選ぶことが大切です。

これからの時代は、「企業が人を選ぶ」のではなく、「人が企業を選ぶ時代」です。あなたの中には、まだ眠っている可能性がきっとあります。それを信じて、一歩ずつ進んでいってください。未来には、きっとあなたらしく輝けるチャンスが待っています。

Instagram

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